国の「緊急事態宣言」から2週間、県からも示された学習活動の内容への制約に従い、以前よりさらに安全に留意して学校生活を進めています。
5年教室では、算数のテスト直しを行っていました。黒板を使い、全体で復習する問題のほか、個々の復習場面では、子どもどうしで距離を取って見合う場面がありました。いつもなら、気軽にアドバイスをし合える隣どうしや前後の席でも、お互いに気をつけて声をかけていました。こんなきゅうくつな思いをさせるのはかわいそうですが、その表情(目)は、相手の求めていること、自分にできることをよく考えており、ともに一生懸命に学ぼうとする姿がありました。
このほか、マスクをはめていても、話す活動の多い外国語の授業では、隣との仕切りにアクリル板を入れて、「対話」場面の学習をしています。透明な板のおかげで、少なくとも相手の表情、目を見て話せることから、学習も徐々に盛り上がっていきます。
様々な工夫で、なんとかこの時期を乗り越えようと、子どもたちみんなで頑張っています。