静かなホールに、お正月を思わせる和楽演奏のCDがかかりました。
4・6年生合同の会場となったホールで、ディスタンスを取って用具を広げた子どもたちが、各学年の課題に取り組みます。私語はなく、凛とした空気が感じられる空間です。
共用スペースと教室で行う3年生は、「集中して 一画一画 丁ねいに書く」という めあて が掲げられた黒板を見上げながらがんばっています。時には、担任職員が示す「朱墨」の筆づかいに学び、一人一人が自分の思い描く書をめざし、よく集中していました。
5年教室と共用スペースにも、真剣な表情で、落ち着いて取り組む姿がありました。
また、1、2年生は、机に向かって、静かに硬筆習字に取り組んでいました。
「競書会」は、学年ごとの適切な課題に対し、落ち着いて学ぶ姿勢で、練習の積み上げが表れ、評価される喜びがあります。そして、さらに、次の作品づくりへの意欲と期待が高まる活動です。
年の初め、その節目に気持ちを込めた取り組みが、今後の一人一人の自信につながっていくことを願っています。