2018年10月アーカイブ
10月31日(水)今日は、豊根小学校の研究発表会です。豊根中職員は、駐車場、受付、記録等で全面的に協力し、さらに豊根小の算数教育の研究を学ぶため、中学生は2時間で帰宅、後は自宅学習です。まだ、交通遮断で飯田線で、片道2時間近くかかる地区の生徒は自宅学習(出席扱い)です。
朝から、正面玄関をせっせと掃除している中学生の姿がありました。今朝は、寮活動の朝の運動のかわりに、寮泊した生徒はお客様を迎えるための清掃活動に切り替わっています。
出席した生徒は3年教室に集まり、全校合唱「ハクナマタタ」を気持ちよく歌っていました。豊中生はハクナマタタが大好きです!
ハクナマタタはスワヒリ語でどうにかなるさです。
豊根中生徒は素直で真面目。掃除も、あいさつ運動も、駅伝も、そして勉強も一生懸命取組みます。将来に対しても真剣に取り組み、そのプレッシャーで悩みも抱える生徒には、「どうにかなるさ」という発想もとても大切。心のリフレッシュや悩み解決にもつながります。
「シンバ」がこの言葉で励まされて「ライオンキング」になったように、大きく幅広い心情で「自立」していってほしいと願います。
文化祭では、劇や中学生の全校合唱の他に、次のような発表がありました。
小学校 源流怒涛太鼓
小学校 全校合唱
豊根ウィンドオーケストラ 「ドラえもん」「ふるさと(嵐の曲)」「USA」
淡夜桜 よさこい「おいでん豊川」「風となれ華となれ」
ウィンドオーケストラの演奏は3曲ともとても素晴らしい演奏でした。
本日のリハーサルも豊根中音楽室で行っていたそうです。留守番の職員が、「学校で素晴らしい演奏を聴かせてもらった」と喜んでいました。
さて、豊根中で吹奏楽を最初に指導された先生が指揮を振ることをお聞きしたので、演奏の前に、「教育課程の変更にともない、全校体制の吹奏楽は今年で終了し、来年度は希望者によるアンサンブル演奏に方向転換する」ことをお伝えしました。すでにご存知のようで、ご理解していただいてもいましたが、やはりたいへん残念がっていました。
その先生は初代寮生が3年生のときに豊根中に赴任し、そこから豊根中吹奏楽が始まったそうです。村の関係の方々が、豊根中学校の特色ある活動として吹奏楽を始めたそうです。そこからみごと花開き、先輩方はコンクールで金賞をとったり、郡教育研究大会で演奏を披露したり、多くの活躍をしたことは皆さんご存知のとおりです。寮とともに歩んできた吹奏楽だと感じました。
ウィンドオーケストラの皆さんの顔ぶれをみても、駐在さんのように豊根以外のご出身の方がいる中で、中心は豊根中卒業生でした。中には警察音楽隊で活躍された方も!豊根中卒業生のパワーを感じた演奏でもありました。
とよね文化祭の締めくくりとして、「愛知駅伝」の結団式が行われました。本校からは男子2名、女子2名が出場します。
代表であいさつされた役場職員、熊谷さんは、駅伝の指導にも来てくださった、本校卒業生です。
彼が豊根村の代表になって、ずっと最下位が続いているそうです。(昨年度、最下位脱出のチャンスがあったようですが、本校の体育主任が東栄代表として走り、豊根を抜き去ったとか。今年、彼は豊根のコーチです。)
熊谷さんいわく、「選手だけでなく、豊根村が一体となって応援してほしい。2回しかない練習会に、ぜひ選手だけでなく、多くの方に参加しにきてほしい。」ということです。日時と場所については、教育委員会か中学校にお問い合わせください。
また、当日は朝、8時に豊根村応援団の無料バスも村民のために出るそうです。
とても素晴らしい作品でした。子どもたちも、泣けそうになったり、思わず笑ったり。何より、どの子も主人公の女の子や男の子に共感できる気持ちがあったのではないかと思います。
先生たちは、場面転換の大道具の工夫に目を奪われていました。「こんな方法があったのか」という声が聞かれました。もしかしたら、何年か後、どこかの小学校で、この工夫を真似しているかも。
どんな工夫だったのかは、ぜひ生徒に聞いてみてください。きっと答えられると思います。ごらんの写真の屏風のようなものが、教室になったり、おじいちゃんの家になったり、体育館のうらの階段になったりしていました。
昼食時には、ごらんのような色紙もいただきました。劇団うりんこの皆様、本当にありがとうございました。
地域おこし協力隊の方が、チョウザメを再び提供してくださいました。
前回はすくすくと成長し、これまでの校内生存記録を更新していました。夏の水温の暑さにやられてしまいましたが、再び飼育開始です。
どこの地区も同じかと思いますが、生徒は確実に自然の中で暮らしています。昨日は、日中、夏のような暑さでした。ベースボール型ゲームのまとめのゲームを楽しんでいました。
夕方になると、めっきり冷えて、暖房をつけてほしいと寮監の先生にお願いしてきた生徒もいたそうです。そこは、寮監の先生が、半袖で薄着の寮生を見て、「まずは、厚着をしたら?」と指導。衣服の調節の自立を願う指導でした。
一方で、給食時、蜂が増えたことを話題にしていた2年生がいました。自分たちで蜂を教室から追い出したそうです。これについては、管理する職員としては、生徒が危険にさらされないよう、さっそく蜂の巣捜査、対策をしています。
さらに、ごらんのようにカメムシ(こちらはへくさむしとかへくさといわれている。)が大量発生中です。誤って踏んでしまった事件も発生しています。
自然の中で暮らす以上、いろいろな自然に対応できることも自立につながるのでしょうか。
昨日は、午前中、愛知県教育委員会の特別支援教育課の先生方が、豊根中の様子を見たいと学校訪問をされました。設楽教育指導室の担当の方や、豊根村教育委員会の方々も来校されました。
職員がきれいに掃除して、花を生けるなど準備してくれた正面玄関に、隣の音楽室で教材研究している先生の琴の音が流れていました。チョウザメをまた、提供してくださるということで、玄関の水槽に、また水が入りました。
11月の行事予定です。3年生はいよいよ部活動引退。月末は期末テストがあります。
来年度より、PTAの組織を小学校と1本化することについて、臨時のPTA総会が開催されます。
日 | 曜 | 11月の主な行事 |
1 | 木 | 療育支援事業 |
2 | 金 | |
3 | 土 | 文化の日 3部,吹奏楽部 |
4 | 日 | みどり湖ハーフマラソン 英語検定二次 |
5 | 月 | 月曜朝礼(校長) |
6 | 火 | 職員会議 |
7 | 水 | |
8 | 木 | SC(中) 数学検定 |
9 | 金 | |
10 | 土 | |
11 | 日 | 豊煌祭 児童生徒中高一貫作品展示 |
12 | 月 | 振替休業 |
13 | 火 | 冬季下校時刻 期末テスト週間 |
14 | 水 | |
15 | 木 | ☆PTA役員理事合同会議 |
16 | 金 | |
17 | 土 | 3部 保育園発表会 |
18 | 日 | |
19 | 月 | 月曜朝礼 ※寮運営委員会 |
20 | 火 | ようこそ先輩 豊根村の秋を味わう学校給食の日 |
21 | 水 | |
22 | 木 | SC来校 16時下校 |
23 | 金 | 勤労感謝の日 小学校学芸会 |
24 | 土 | |
25 | 日 | |
26 | 月 | 期末テスト |
27 | 火 | 期末テスト |
28 | 水 | 期末テスト |
29 | 木 | 2学期保護者会 学校保健委員会 臨時PTA総会 |
30 | 金 | 16時下校 |
平成31年度に向けて、教頭先生、教務の先生、事務の先生、そして栄養教諭の先生も今、多くの仕事を進めています。普段は生徒とのかかわりの少ない先生方の仕事ぶりを紹介しつつ、来年度の豊根中の改革について知っていただこうと思います。
豊根地区は、新調理場の建設が進んでいます。(写真は10月22日現在)栄養教諭の先生でないと分からないことも多く、大形機器の配置や調理員さんの動線など、図面を何度も書き換えたりして頑張ってくれています。調理員さんの勤務について、衛生管理について、動線について、そして調理器具の準備について、昼夜がんばっています。保育園の給食や寮の食事についても村当局に専門家としての情報を提供しています。
来年度からの道徳教科化にともない、豊根中では道徳の授業の充実をすすめています。学級通信等で、担任の先生が授業の様子を詳しく伝えています。
特別活動や総合的な学習の時間も、本年度から新学習指導要領の規定に伴って行っています。活動内容については平成31年度から新学習指導要領にきちんと見合ったものにしようと、教務の先生を中心に新しい計画を立案しています。
学校行事については、授業時間の確保のため、取り巻く環境の変化のために、大幅な変更をしなくてはならない時代となりました。これについては、教頭先生を中心に見直しを進めています。本年度も台風等により臨時休校が続いただめ、授業日数100日目到達が、昨年度より1週間ほど遅れています。授業を確保するために、根本的な行事の見直しについて今年の後期から進めていきたいと思います。
子どもたちや保護者、そして村内の皆様には、豊煌祭(文化祭)の案内を通じて、来年度から吹奏楽も希望制にすることをお伝えしました。つまり、全校生徒での吹奏楽演奏は今年で最後ということになります。豊煌祭に向けて、吹奏楽の練習にも熱が入っています。
下の写真はキク科シオン属のヨメナです。寮での教育委員会、栄養教諭の先生、そして調理員さんとの会議の帰りに、事務の先生が校長室の応接テーブルに活けてくれました。
事務の先生は、これらの変革のもととなる来年度予算の計画立案で大忙しなのですが、こういう癒しを大切にしてくださってほっとしました。
2年生は給食を切って、調理実習を行いました。失敗したらお昼がなくなります!栄養教諭の先生も手伝ってくれて、大成功でした。感想からも、努力したことが読み取れます。
メニュー「鰯の蒲焼き丼・豆腐と三つ葉のすまし汁・ほうれん草とベーコンの炒め物・恋する秋のアップルパイ」
※メニューだけみても、盛りだくさん、おいしそうです。
生徒のレポートと、アップルパイを食べた保護者の感想メモです!
- 自分たちでアップルパイを作った。(中略)家でも挑戦したい。
- たれなどにお酒を入れたら、煮込む必要がある。
- ホウレンソウは葉と茎に分けていためるということが勉強になった。ホウレンソウとベーコンの炒め物をまた作りたいです。
- すまし汁にあまりもののたまごを入れることで、とてもおいしくすることができました。
- これを全校分作っている調理員の皆さんのすごさが分かりました。僕もできれば多く料理をしていきたい。
来年度の総合的な学習の時間については、吹奏楽を選ばなない生徒については、一つの選択肢として郷土料理等の探究も予定しています。食育に興味をもった生徒は、ぜひ挑戦してみてください。
月曜朝礼では、校長先生が次のような話をしました。
・ 生徒会のハイタッチ運動がとても素晴らしい。
・ 全校28名の生徒会も、全校900名の生徒会も、活動は同じ。生徒会長や生徒会として活躍したことは、高校生活につながる。
・ 北設楽郡イングリッシュフェスティバルはとても素晴らしかった。
メインの話は、進路の話です。
その1
中高一貫教育で田口高校に進むことは、5教科の試験もなく、保護者の方の心配する声もあるが、「中高一貫連携のまとめ」を書くことで、将来の目的をもくことができる。
① 過去に、関係する職業の写真を貼ってまとめた生徒は本当にその職業に就いた。
② 受験で合格して、それでゴールだという気持ちにはならない。4月から好スタートを切ることができる。
③ 地元で活躍したいなど、同じ目標をもった生徒が集まる。
④ 中高一貫の連携で、一緒だった仲間と、安心して自分のペースで学習できる。
その2
郡外の学校に進む生徒は、たった一人で進学することが多い。自分もそうだった。「誰とでも話せる力」が必要。
① 東栄町から他の市へ進学した。東栄中から自分ひとりだけ。東栄中学校の自慢をしたら、ついたあだ名が「東栄町」。みんなから仲良くしてもらった。友達が東栄町にも遊びにきて、五平餅をふるまった。
② 豊根村を誇りとして、豊根中学校で学んだことに自信をもって郡外へ進んでほしい。(話忘れたことです。)
どの中学生も暗唱が完璧。どこがオール三河代表に選ばれても文句のないできばえでした。中日新聞にも報道されていましたが、カンボジアの教育視察団も、豊根中2年のスキットまで、喜んで見ていかれました。
設楽中のALTさんが、発表後全体にコメントをしてくださいました。が、なんと、「私は納豆がすき」とか「天気がどうのこうの」とか、豊根中の2組の発表のみ取り上げていただいてました。ユーモア(humor)が評価されたのでしょう。
豊根中の2組の発表は、豊煌祭でもご覧になれますので、ネタばらしは豊煌祭後に行います。
審査委員長の豊根小の市川先生のお話が、とても参考になりましたので、ご紹介します。
「どの学校も素晴らしいスピーチでした。発音も気をつけていました。スキットの表現も工夫されていました。自分の言葉で落ち着いてできました。発音については日本語にないfとかthを特に丁寧にするとよいでしょう。流暢さについては川が流れるように。」
「5つのスキットに共通することは何だったと思いますか。それはhumorです。ユーモアは人とのやりとりにとても大事なことです。」
「なぜ、英語を勉強するのでしょう。外国の人と友達になることでしょうか。英語の授業があるからしかたなく?私は、人とのかかわり方を学ぶことだと思います。これからの世の中は予測不可能な世の中になるといいます。そんな中、皆さんは答えのないことについて考えたり、努力することを要求されます。そのときに、人と協力して何かをやり遂げること、人と力をあわせて協働して何かをやること。そんな人とかかわることについて、英語では、ちゃんと伝えられるか、相手の気持ちや相手のことを分かってあげられるかということを学ぶ教科だと思います。」
2年生の保健は「健康と環境」という大きな単元で、今回は「健康への適応能力」について3時間で学びます。今日はその1時間目。
金曜日には北設楽郡の養護教諭の先生方が、次の2時間目を見に来るそうです。今日は、本校の先生がかわるがわる見に来ました。
2年生はとても楽しそうにやっていました。実験をやるとおお!という声があがりました。
汗をかいたイメージで腕に霧吹きをかけ、うちわで扇ぐと、汗で身体が冷える効果を体感できました。
ある生徒は、「『汗をかいたら、タオルでちゃんと身体を拭かないと風邪をひいてしまう。』と、先生が言っていることがやっと分かりました。」という素晴らしい感想を書いていたようです。
先生が手に持っているのは、暑いときと寒いときとの血管のモデルです。
実験の様子です。
今回は、広島より「広教」のITソリューション事業部のお二人にお越しいただき、2時間研修をしました。
①ゲームなどの依存について
②ネット上でのつながりの危険性について
③課金について
④ワンクリック詐欺について
の4つをテーマにアニメを見た上で、ワークショップ等を行いました。
このうち、課金についての学習をお伝えします。
「気がつかないうちにこんなに・・・!?」
今までゲームやカードにお金を使って困ったことはあるか。
主人公そらさんが、課金をやめられなくなった理由を考えた。
<ワークショップ後の生徒の意見>
・ゲームをもっと進めたかった。まだ、お金があるから。
→ 課金を1回だけにする。スマホをもつのは早い。
・ゲームの楽しさにはまった。お母さんが「いいよ」って言ったから。
→ パスワードをおやだけが知っているとよかった。
→ 親がしっかり管理する。自制心があるなら、スマホを持たないほうがいい。
<講師より>
「ペアレンタルコントロール」という保護者が管理する機能がある。
・ネットでクリックだけではお金をはらう感覚がない。ただボタンを押すだけ。お金を払っているという感覚がないのでついつい使いすぎてしまった。
・課金が悪いわけではない。無駄がないようにする。おうちの人の前で課金する。ルールを決める。
・インターネットのゲームは無料で始められる。あとちょっとで倒せるというところで負けてしまう。そこで100円出して倒せると次のものがでて、悔しい思いをする。アイテムを購入をする。というように夢中となる。
・こうして、10万円から50万円使ってしまうというトラブルが起こってしまう。手元には、10万とか50万のものが残っているわけではない。
サイトを見ると、今日の講習のサンプルも動画で見られます。
富山地区の状況については、以前お伝えしたとおりです。10月4日付の中日新聞の1面について、新聞社からブログ掲載の許可も得たので、ごらんください。近況ですが、一度は佐久間道路を通って中学校まで通行できていたのですが、通行止めになってしまい、再び、飯田線での約2時間使っての通学となっています。
三沢についての村当局のご努力についてお伝えします。(地図をご覧ください)
本来の三沢地区のバス路線は地図のだいだい色のルートです。ところが9月始めの台風21号により、①が通行止めになりました。7三沢地区の子どもたちは、豊根ダムの「みどり湖」を迂回する黄色のルートになりました。
ところが、台風24号により、②が通行止めになってしまいました。そこで、今は青いルートになっています。たいへん狭い道ですが、それでも子どもたちは「少し短くなった」とほっとしています。このルートを設定してくれた村当局や、運転をしてくださっている方々のご努力に感謝します。
(③は、先日お伝えした、御園の道の通行止めの箇所です)
2018駅伝部の活動が完結し、後半は授業と豊煌祭に向けて、生徒達はがんばっています。
金曜日には2年の道徳と、1年の社会において、ICT機器を利用した授業が行われていました。
道徳については、平成31年度より中学校も教科となります。評価については、5段階でなく、所見(文章)で評価します。生徒が主体的で深い学びとなるよう、担任の先生方が交代で授業の工夫をしています。
2年生のT先生は、なんと小学校向けの道徳視聴覚教材(NHK)を中学生向けにアレンジして授業を行っていました。教育誌に掲載されていたことを参考にしています。歌手のオーディションを受けて落ちてしまった主人公が、最初はうそをつくのですが、まわりのクラスメイトが信じ切ってしまったがために、成長するというお話です。
2年生たちは「いまどきの小学生ってこんなことを考えているの?」などという発言をしつつ、真剣に自分だったらどうするか?深く考えていました。
1年社会では調べ学習を中心に、資料を上手に活用して発表していました。調べることも、ネットですぐできます。発表もいろいろな形態で発表できます。
週末の連絡について、各学年共通のものをブログにもアップします。詳細は学級通信をご覧ください。
駅伝大会において、ユニフォームとゼッケンを使った生徒は、洗濯して火曜日に提出(ゼッケンは22名の選手・ユニフォームは使った選手)
期末テスト 10月15日・16日(テスト週間が始まっている)
<家庭教育のご参考にしてください>
ご覧になったお家の方は、ぜひ一声かけてみてください。質問する形でいいかなと思います。二声も三声もかけると、自立心が育たなくなってしまうので、難しいところですね。
「ユニフォームもってきた?」
「ユニフォーム、洗ってあげようか?」
「中間テストはいつからなの?」
「今度の中間テストはどの教科をがんばるの?」
家庭科の練習になるので、ゼッケンにはアイロンをかけさせていただいても結構です。(火事には、くれぐれもならないように。)
技術科の先生が、「ひまわり学級のY君が素晴らしいプログラミングを作っているから、ぜひ見にきてください!」と、嬉しそうに声をかけてくれました。
さっそく取材しました。途中、スペースキーへの命令がなくて、動かないところも含めてごらんください。完成版はどこかで披露してくれると思います。
視力を補うためにメガネをかけると良く見える。聴力を補うために補聴器をつけるとよく聴こえる。それと同じように、ひまわり学級の生徒はパソコンを使うことで、通常以上の実力を発揮するのだなあと、あらためてパソコンの必要性を感じました。
県内に大きな被害をもたらした台風24号は豊根村にも多くの被害をもたらしました。村内の多くの箇所で道路の通行止めが続き、豊根村富山地区では39世帯74人が孤立状態となっていました。報道はあまりされていませんが、坂宇場地区の151号線、三沢地区の数箇所等も通行止めでした。村内に入る151号線、東栄地区も電柱の倒壊で通行止め。他も雨量規制で、新城方面の教職員は、月曜日、交通遮断休暇を余儀なくされました。
(記事作成10月4日 文責 校長 ※ 青色部分は、10月5日修正部分)
※ 水曜日まで続いた151号線、東栄方面通行止め。(津川から大沢方面を撮影)
※ 右写真は解除後の水曜夜、現場を撮影。撤去のため、電柱を2つに切断した模様。横に新しい電柱が立っている。ガードレールも破損。
豊根村の被害状況についてテレビや新聞でも多数報道されていました。(10月5日付、中日新聞の1面に掲載されています。昨日はヘリコプターも飛んでいました。地元TV局でも昨夜報道されていました。富山地区の状況を空から撮影した映像が動画サイトで閲覧できます。)
(中日新聞掲載終了)
2018年10月4日中日新聞より(この記事・写真は、中日新聞社の許諾を得て転載しています。掲載期限2018/12/31)
村外にお見えの卒業生の方々が心配されている声も聞きました。そこで、行政や地域の方々の取り組みをレポートします。(なお、子どもたちは大きな被害もけがもなく元気です。)
台風が通過した10月1日(月)は休校を余儀なくされました。前の週から、給食をカットしていました。停電も続いて、牛乳や冷凍食品の保管、牛乳や市場の生鮮食料品の納入について、調理場担当者が対策を検討していました。学校や調理場は早い段階で停電が解除され、一安心しました。(村内他地区や、各教職員の村内外のご自宅は、遅いところでは水曜日の夜まで停電が続いていました。)
月曜日は、特に三沢地区の児童生徒の通学について、行政が多くの工夫をしてくださいました。迷路のようなルートを作成し、小中学生全員を、翌日火曜日には通学させることができる体制が整いました。そのルートを確認するため豊根村の地図を広げたほどです。(子どもたちは普段より多くの時間、バスに乗ることになってしまいました。)
坂宇場地区も迂回路によって通学できることになりました。富山地区の道路がかなり寸断されていると、早い段階で役場から情報が伝わっていました。授業再開をどうしようか、検討を重ねました。
※ 富山地区の被害についても、村当局が何度も県当局との交渉を重ねているということを聞いています。新聞報道でも、愛知県知事も、「できるだけ早く通行が確保できるように、現場では、全力で取り組んでいる」というコメントをしてくださっています。
月曜日のうちに、調理場担当者や志高寮担当者のご努力で、火曜日の給食、寮泊の手配もできました。
残すところは富山地区です。本校は平成27年度、富山中と豊根中が統合し、新しく豊根中がスタートしています。本年度、3年生に富山地区の生徒が在籍しています。前回の台風に続いて、今回も孤立状態となってしまいました。
火曜日が来ました。飯田線も新城以北は運休でした。富山地区の生徒が登校できない状況でしたが、苦渋の決断で授業を再開しました。
富山地区の生徒とは、自家発電で時々つながる固定電話を通して、担任が生徒と連絡を取り合い、富山支所等で自主学習をしてもらうことになりました。
水曜日、飯田線が復旧しました。大嵐駅から浦川駅まで1時間電車通学、そこから役場の職員の皆さんととともに、公用車で東栄から津具へ迂回し、さらに1時間かけて登校することができました。合計2時間の通学です。疲れているだろうに、他の生徒に会える喜びか、笑顔で登校!ひと安心しました。
残すは、木曜日に設楽町名倉で行われる駅伝大会への対応です。
まず、弁当問題です。まだ、停電や交通困難が続いている富山地区や三沢地区のご家庭に、弁当を作っていだだくのは大変だという判断で、該当するご家庭に限って、有料で弁当を提供する準備を整えました。
さあメールを配信して各家庭に連絡をとろうとしたところで、停電が解除されました。関係するご家庭に問い合わせ、解決しました。
最後に、富山地区生徒が、早朝から行われる駅伝大会に、どうしたら間に合うか、電車の時刻や、浦川から名倉までのルートと時間の確認。どの車を使うか、電車の運賃の負担について。そして、遅れて名倉についてから、どのように試合参加にこぎつけるか、担当の先生方がみんなで知恵を出し合いました。
こうして富山地区を始めとして、本日木曜日、すべての地区の生徒が、駅伝大会に参加できました。早朝の集合については、普段より早い時間にご自宅を出発せざるを得ないご家庭も多かったと思います。ありがとうございました。
保護者の方々や地域の方々のご協力により、豊根中駅伝部全生徒が、嬉しい思いも悔しい思いも、全員で共有し、大きな思い出をつくることができました。
駅伝大会の開会式では、新城設楽支所長さんはじめ、ご来賓の皆様が、「今回の台風によってなにげない日常に感謝する気持ちになれた。この駅伝大会に参加できたことの喜びをかみしめて、大会に全力を尽くして欲しい。」という旨の挨拶をされました。中学生はみな、共感できたと思います。
今回、多くの交通遮断や停電があり、保護者の皆様や生徒の多くが不自由な生活を体験しましたが、多くの方のご尽力により、通常の学校生活や寮生活、学校行事を実施することができました。感謝申し上げます。
まだ、東栄町の御園に向かう道は通行止めで、完全復旧までは、さらに多くの方のご努力が必要かと思います。通学最優先に取組んでいただいたことに重ねて感謝申し上げます。
※ 中学校入り口の道路の前、御園に向かう道の通行止めを知らせる看板。
6:50 出発 教育長さんや保護者の皆さんの見送り。富山地区の生徒も間に合う!
7:30頃 小雨の中の選手のアップ
8:30 勢いよく雨が降る中での開会式
8:46 監督指示「マナー1番を目指しましょう」
9:08 混成スタート2分前。3区、4区コール前。
9:10 女子チーム団結、この時混成スタート!
9:19 混成1区、女子個人レース。
9:30ごろ、混成2区 Bチーム、ナイスラン!
9:40ごろ、混成3区 Bチーム、踏ん張る!
9:55ごろ、混成4区 Aチーム男子、5位から3位へ!
10:20 女子A1区 2~4位に迫る!
10:29 女子A2区 5位をキープ。
10:50ごろ、女子アンカー3年。仲間も見守る。
11:29 男子1区、好スタート(個人10位入賞)
11:40 男子2区、11分台の走りを見せる。
11:55ごろ、男子4区、3位にあがる!
12:05ごろ、男子5区、設楽中Bに抜かれるも、津具との差を開ける!
13:05 閉会式、豊根中混成表彰
13:17 記念撮影、思い出の一枚
※ ミーティングの様子は、明日以降アップします。
今日は、それぞれの先生が役目をもっていました。
総務委員・中学監督:体育主任
計時主任:教頭先生(計時をしきっていました)
計時員:I先生、H先生 (ゴールラインのところにいてタイムをはかりました)
決勝審判係員:H先生(ゴールラインのところにいて、順位を判定していました)
観察交通整理員:A先生、F先生、H先生(一番たいへんな仕事かも!各地点で旗をもって交通整理をしていました)
選手係員:H先生(コールのところにいました。安全に気を配っていました)
本部記録員:T先生(時々ゴールと社務所を行き来していました。パソコンを扱って記録を集計していました)
豊根中ベンチ
救護:S先生(子どもたちの健康に気を配っていました)
ベンチ監督:T先生(雨にぬれて身体を冷やさないようにしっかり指示をしていました)
監督補佐:K先生(記録写真や選手などのサポートをしていました)
記録写真:T先生(記録写真。素敵な写真をいっぱいとってくれました)
サポート:校長先生
このように、多くの先生がお仕事をしていました。生徒は自立、自律が試される場でもありました。スケジュールをきちんと確認して、自分の意思で行動していました。
マナーだけでなく、自分たちで行動できた日でもありました。
学校に残っている先生や支援員の先生方は、それぞれの場所で応援してくれていました。
<ゼッケンをつける位置です>
写真位置です。ユニフォームか体操服に、糸で取れないように縫いつけてください。(最低4すみ)
<駐車場・応援場所>
駐車場は、名倉小学校駐車場(アスファルト)か、旧名倉小学校グラウンド(土)をご利用ください。歩いて会場まで15分かかります。
応援場所には細かなきまりがあります。配付した地図をご覧ください。
<タイムテーブル>
8:30 開会式
9:10 混成1区発走 A女子 B女子
9:12 ※注意! 女子個人レース発走 女子2名
9:19頃 混成2区発走 A男子 B男子
9:32頃 混成3区発走 A女子 B女子
9:41頃 混成4区発走 A男子 B男子
10:15 女子1区発走
10:23頃 女子2区発走
10:31頃 女子3区発走
10:39頃 女子4区発走
10:47頃 女子5区発走
11:20 男子1区発走
11:22 ※ 2分後 男子個人発走 男子1
11:30頃 男子2区発走
11:40頃 男子3区発走
11:51頃 男子4区発走
12:02頃 男子5区発走
12:13頃 男子6区発走
13:00 閉会式
明日、または明後日はとうとう駅伝大会。けがや病気を乗り越えて、22名の選手と5名のサポートメンバーによる豊根中駅伝部のパフォーマンスが繰り広げられます。
豊根中の見所を紹介します。(手の内を見せないレベルで)
- 男子チームは1・2年が中心のチーム(伸びと勢いは郡で一番!)
- 女子チームは入賞が目標(個人賞もねらいます!)
- 混成チームは今年、2チームエントリー(え?2チーム?と、驚きの声があがりました!)
- 個人戦出場者は3名(けがを乗り越えた男子と、力をつけた女子!)
- サポートは4名(笑顔の素敵な女子と、優しく親切な男子)
今年は故障者が0人。素晴らしい!それで混成が2チームできました。また、3年生が全員選手にエントリーされたというのもすごいです。
ミーティングの終わりに、校長先生から次のような話がありました。
「ここまで、よくがんばりました。明日はともかく、ここまでの頑張りが最高です。」
「駅伝といえば?」と、校長先生が聞くと、 生徒の多くが「齊藤先生!」と答えました。
給食の席のアンケートでは「齊藤先生」と答えた校長先生は、
・駅伝といえば、襷をつなぐこと。
バレーボールをつなぐように襷をつないでほしい。それができたらうれしい。
サポートメンバーや個人レースの子はみんなの力になるとともに、来年に襷をつないでください。
・最後に、駅伝といえば豊根中!
マナーも一番だけど、笑顔も一番、やる気も一番。
最後の最後に、明子先生が、素敵なビデオを上映してくれました。
台風24号の影響で、村内の交通網が遮断されています。生徒や教職員の命や住居等には大きな被害の報告がないので一安心ですが、バスが運休したため、残念ながらまた休校になってしまいました。
授業時間が足りなくなったり、駅伝部の練習が不十分にできなくなったりなど、生徒の皆さんも心配が増えているのではないかと思います。
村当局も通学バスの運行についてご尽力をいただいています。富山地区は特に孤立していてたいへんな状況です。明日の授業再開に向けて各方面に問い合わせ、対策を検討中です。夕方には保護者の皆様にご連絡できると思います。
東栄町方面の国道151号線は、古戸までの途中、電柱が倒れたため通行止め。