1年英語
2年国語
3年英語
1年英語
2年国語
3年英語
昨年度から総合的な学習の時間でお世話になっている原田三朗先生ですが、実はオンライン授業において先進的な取り組みをしている京都大学の先生ともつながっている関係で非常に詳しいため、昨日、先生方が原田三朗先生とZoomを利用した研修を行いました。
<原田先生からの提言>
オンライン授業をこれからどうするかということより、これからの学校教育のあり方を考えるという大きな視点から、この特徴ある豊根中学校の実践を捉えたい。
新型コロナ感染対策としてでなく、子どもを育てるツールとしてのオンライン授業という視点に立ちたい。めざすところは日常化である。
日常化を考えたとき、オンライン授業が「必要ない」のであれば使う必要はないし、「教育効果が高い」のであれば、今後きちんとカリキュラムに位置づけていくという方向がある。
<提言をもとに先生方のラウンドスタディ>
昨年、中学生や保護者、地域の方々が行ったラウンドスタディを、原田先生と教員とで行いました。オンライン授業についてです。次のとおりです。
先生方が感じた点は次のとおりです。生徒についてはすでにアンケートを取っています。保護者の皆さんにもこの後アンケートをさせていただきたいと思います。ご協力をお願いします。
生徒の集中力がかなり見られました。これはオンライン授業の成果だけでなく、これまで勉強できなかったために、学校で勉強ができるという日常が幸せであるということを実感したからではないかと考えられます。
いよいよ6月にスタートします。
未来塾関係の連絡先は次のようになります。
平 日 : 豊根中学校内学校支援本部 0536-85-1344(豊根中学校)※なるべく午前中
未来塾 : 志高寮携帯電話(着信専用)070-1645-1611
※月・火・水 午後5時半から午後9時半まで
なお、生徒から保護者に連絡をしたい場合は、志高寮の公衆電話からかけることができます。
※志高寮のテレフォンカードが使えます。
同様の内容をメール配信します。
職員室内に今年から、豊根村地域学校協働本部が設置されました。
支援員を兼ねて村井先生が本部長として勤務されています。
<地域学校協同本部のお仕事>
1 とよね地域未来塾「志高寮」の運営
・いよいよ6月からスタートします。
・月曜日は昨年非常勤で勤務された原田義久先生が数学講師としてきます。ぜひ、数学の力をつけたい生徒は申し込んでください。
・火曜日は小早川先生が英語講師としてきます。イフェ先生もお手伝いします。
・英語・数学とも無料です。
2 サークル活動の支援
・ランナーズサークルなどのスポーツサークルや文化サークルの支援
3 学校のふるさと学習や地域講師の支援
・学校の授業で講師として活躍してくださる地域の方の支援
4 学校ボランティアの支援
・豊根村が募集している学校ボランティアの支援
中学校でぜひお願いしたいボランティア
パソコン支援(生徒がオンライン授業で困ったときに各家庭のWi-Fiの設定やパソコンの設定をしてくれる)
掃除支援(お昼の掃除の時間に、中学生といっしょに掃除をしてくれる)
草刈支援等
豊根中の、午前中登校と午後のオンライン学習という取組がNHKで取り上げられました。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20200526/3000010907.html
登校の様子、3年生の道徳の様子、そして午後からの国語や社会のオンライン授業の様子が紹介されました。
昨日、お願いした「北設楽郡中学校体育大会」についてのアンケート結果です。
ご意見
○ 3年生だけではなく、1,2年生も3年生との試合に対する姿勢を学ぶ機会が必要かと感じます
○ 目標なく部活をやるのはあまり良くないかなと思います。
○ 3年生なので、出来るなら1つの区切りとしてちゃんとやらせてあげて欲しいです。
○ 正直休みが長くなりすぎて、モチベーションはだいぶ下がってますが、1年生に見本を見せるのも3年生の役目かなと思います。
○ 団体、個人両方して欲しいです。
○ 3年生だけでの開催も良いと思います。
○ 最大限の予防をした上での可能な限りの実施がよいのではないでしょうか。
○ また、希望者の自由参加でも、良いと思う。
○ 3年ということで、勉強の方が心配です。夏休みなども短くしたりしたとしても、大丈夫なのかというところが本音です。そこに大会を入れ込んで、生徒達の気持ちが成り立つのか。(勉強と部活への意識や意気込み)
○ 大会時期に、三河地方で感染者が出ていたら中止したほうが良いと思います。
貴重なご意見をありがとうございました。(ブログについて紙媒体で知りたいというご家庭については、印刷したものをお届けすることで、アンケートの報告とさせていただきます。)
北設楽郡中小体連には、生徒や職員とともに保護者のご意見として伝えます。
1 新型コロナ感染症対策として、さまざまな対策をとっています。本日、生徒に指導しました。関連資料も配付しています。ご家庭で、今一度ご確認ください。
2 6月1日再開後の行事の変更について、今週中にお知らせします。なお、この後、北設楽郡中学校体育大会の実施についての緊急アンケートを実施します。ご協力いただけると幸いです。
3 前回に引き続き、本日もNHKの取材を受けました。本日か、明日の朝、6時53分台か7時45分台のニュースで放映されるそうです。
担任の先生が率先して消毒作業
1時間目は、前学年、学級活動、または道徳として、新型コロナ感染症についての学習を行いました。
3年生は、「道徳」として、生命尊重の観点から担任の先生と生徒とが、新しい生活様式について話し合いました。
担任の先生は授業後、「『ソーシャルディスタンス』『3密』などのことを、3年生はよく知っている。ニュースを良く見て学んでいる。」という感想を話していました。
オンラインSTと違い、皆の顔をみてのST(朝の会)です。
一年生は、オンライン授業の説明のための臨時登校を除いて、久しぶりの登校です。
(2年生は、早々と朝の会が終っていました。動画、ありません)
バスを1便増便していただき、一部の生徒は、急きょ、自転車通学にしてもらい、あるいは保護者が自ら送っていただき、全員が登校できました。ありがとうございました。
1年生の体操服姿がとても初々しく感じました。
三沢線は現在、一部通行止めの迂回のため、バス通学もたいへんです。
急きょ自転車通学をお願いした生徒たち。
中学生で学校に近い生徒には、徒歩や自転車での登下校をご協力ください。(雨天時は各自の判断で)
ご家庭の自家用車で送迎できる場合は、ぜひお願いします!
<バス利用時に気をつけること>
※会話を控える。窓を開けたままにしておく等。
<村営バスの取り組みについて>
これまで以上に消毒を行っています。(週1回、一般客降車後等)
窓を開けて走行することもあります。
<学校でやること その1 手洗い>
<学校でやること その2 手指のアルコール消毒>
※アルコールによる手荒れの心配のある生徒は、先生に相談してください。
<学校でやること その3 換気>
※ エアコン使用時も換気を行う。
<学校でやること その4 マスク着用>
給食が再開する6月からの取り組みはまた、5月末にお知らせします。
中学校では、以下のように対策をとっています。5月25日、登校したとき、担任から生徒に詳しく説明します。主な内容を紹介します。(小学校とほぼ、同じです。)
<朝、登校前に各家庭でやること>
本日、オンラインで文書を配布しますが、新型コロナ感染症対策として、また衣替えの移行期間として次のようにお願いします。
理由:更衣室の3密状態の防止のため、当面の間、更衣室での着替えはできないため。
生徒の皆さんは、以下のようにどの制服でも、あるいは体操服でもどちらでもよいです。その日の気候と、授業内容にあった服装を、自分で考えて決めてください。(学校で着替えることは、原則できません。)
※ 合い服とは、男子:長袖カッターシャツ、女子:長袖セーラー服(白)
生徒心得とは違う部分もあります。職員と昨年度生徒会執行部で確認します。
大切なのは、衣服の調節ができる、今日の一日の活動にあった衣服が選べる「自立」です!気温の感じ方やその日の生活は、個人によって、学年によって違うので、私服でなければ統一する必要はありません。
Zoomでのオンライン授業を、今回録画して、生徒だけが見られるようにしてあります。
「もう一度、復習したい!」
「聞き逃したところをもう一度知りたい!」
「自分のペースで、時々停止しながら見たい!」
というように、理解はゆっくりだが意欲的な生徒にとって、もちろんそれ以外の生徒にとっても、よい仕組みだと捉えています。
今日は理科の先生の授業の一部分を示します。
2年英語はALTのイフェ先生と行いました。授業始め。
練習問題の場面。
練習問題。生徒がなれたころ、先生の出題間違いを生徒が指摘しました。
英語の先生のジョーク!
Zoomの授業を録画し、YouTubeに限定公開したものを、生徒に知らせています。
授業で聞き逃したところや、分かりにくかったところをもう一度繰り返し見ることができます。
※学校で貸与しているタブレットに送られたファイルから入ってください。
本日、一部報道で豊根村の小・中学校の学校再開についての報道がありましたが、正式には以下のとおりです。なお、明日正式文書を電子データで配布します。
≪学校再開に向けてのスケジュール≫
1 学校再開準備期間Ⅰ <令和2年5月18日(月)~5月22日(金)>
○ これまでと同様、オンライン授業や自主学習による家庭での5時間授業
※ 18日より、オンライン授業を実施した日を授業日とします。
2 学校再開準備期間Ⅱ <令和2年5月25日(月)~5月29日(金)>
○ 全校生徒通常登校、11時バス下校。午後はオンライン授業とST。
8:00 登校
8:05 ST
8:20 通常授業 3時間実施。 ※40分授業
10:55 下校
13:00 オンライン授業 各学年1時間、自習2時間、合計3時間実施。
16:00 オンラインST
※ 学校でオンライン授業を受ける生徒は、弁当持参、または一時帰宅。
3 学校再開 <6月1日(月)~>
○ 全校生徒通常登校、通常授業(部活動実施)
○ 17時バス下校(木曜日も)
≪登下校についてのお願いと配慮≫
1 バス通学での3密をさけるため、帰りの下校バスについては小学生と中学生を完全に分けます。
中学校 | 小学校 | |
5月25日~ | 11時バス下校 | 16時バス下校 |
6月1日~ | 17時バス下校 | 16時バス下校 |
2 朝については、バスの増便を依頼しています。また、一部中学生に徒歩通学、自転車通学をお願いします。
※ なお、保護者による送迎ができるようでしたら、ぜひともご協力をお願いします。
eラーニングで活用できる、おススメ学習サイトを紹介します。
予習や復習など自分で勉強したい内容を選んで学習しよう。
(赤 音楽無料オペラ鑑賞追加)
★Try it★
英語科担当古月先生からの紹介です。
<中学英語>
<中学数学>
<中学理科>
<中学社会>
★VOA Learning English★
★NHK for School★
NHK Eテレの教育番組が視聴できます。
★フリー学習動画イークルース★
※無料講座で学習することができます。
<中学英語>
<中学数学>
中学数学 中学3年数学講座 特別講座 数学(中学1年~3年)
<中学理科>
中学理科 中学3年理科講座 特別講座 理科(中学1年~3年)
<中学社会>
<中学国語>
★中学1年英語 NEW HORIZON English Course①★
自宅学習用 本文解説
★中学国語 光村図書★
教科書対応学習教材
★19ch TV★
★米村でんじろうサイエンスプロダクション★
米村でんじろう先生が見せる楽しい実験を通して、身近な科学を学ぼう!
★FC大阪★
ストレッチをして心と体をリフレッシュしよう!!
★技術科★
身の回りにある物のしくみを分かりやすく動画で学べます。
身の回りにあるものがどのように作られているか学べます。
★美術科★
★音楽科★
たくさんある楽曲から好きな曲を探して歌ってみよう!
OPERA de STAY HOME(オペラ・デ・ステイホーム)〜公演無料配信サービス
★JA共済★
交通安全について動画やクイズを通して学ぼう!
13日に3年生理科のオンライン授業がありました。
この日の授業では、飽和水蒸気量に関する内容の授業が行われました。
対面式のオンライン授業でも、工夫次第で実験も行うことができます。
最初の実験では、コップに氷と水を入れたときにどのような変化が起きるか確認する内容でした。オンライン授業を受けている生徒たちは、自宅でコップと氷、水を準備して、実験に取り組みました。実験の予想をホワイトボードに書いて全員で見せ合ったり、生徒同士で意見交換をすることで、考えを共有することができます。
また、飽和水蒸気量とは何かを、教師が容量の異なる3種類のビーカーと水を使って生徒たちに見せて説明をしました。ビデオカメラを活用することで、見やすく映像を配信することができます。
各教科の特徴をオンライン授業で、どのように実現していくことができるのか、生徒の皆さんに分かりやすく伝えるにはどうしたらよいのか、先生たちも日々研究して授業をしています。
朝、夕のチャットでの報告やプリントでの報告を紹介します。
<学習内容>
<オンライン授業について>
未来塾は6月1日よりスタートとなります。
申込書は以下からダウンロードできます。プリントができない方は中学校か教育委員会にご相談ください。
とよね地域未来塾「志高寮」利用全体申込書(抜粋)
A.誓約書を確認の上、「とよね地域未来塾『志高寮』」全体利用を申し込みます。
【学習会】志高寮2階集会室で、みんなで学習する。※ 雑談可。学習指導員付添。
※ 午後7時から午後9時まで。男子机と女子机に分かれて実施。
※ 主に学校の宿題や自主学習を進める。
【居室利用】寮の居室(男女別)で、一人で学習する。(管理人巡回)
※ 午後5時40分から午後9時まで利用可。抽選等で部屋を割り当て。
※ 以後、毎月申込みを受け付け。
【英語・数学塾】3階学習室で、塾講師が受験勉強支援。
※ 各自用意した受験問題集、またはニュートライの質問に対応。
<誓約事項>
1 日課や利用場所を守って行動します。
○ 7時から9時までは必ず学習を進めること。
○ 居室申込み者以外は居室に入らないこと。
2 管理人、学習指導員、塾講師の指示にはきちんと従います。
○ 指示に従わない場合は、一定期間利用できなくなること。
3 利用した場所は、各自が責任をもってきれいにします。
4 自由時間は、談話室等で仲良く過ごします。
○ 利用しない人の悪口、仲間はずれなど、いじめにつながることをしない。
5 利用については、保護者と毎日きちんと連絡をとります。
○ 体調不良以外での、急な利用変更はしない。
○ 保護者と朝、しっかり確認する。志高寮では所在の確認のみ受け付ける。
友達、先輩や後輩の取り組みを参考にしたり、励みにしてください!
※算数や算友でなく、数学、数友です。
皆さん、凄いですね!教科書を声を出して読むことは特に大切です。中学では教科書の表現が一気に難しくなります。AIに負けない学力をつけるために、教科書をどんどん読みましょう!
朝の健康観察。天気もよく、生徒の声も晴れやかです。同時に入室した生徒同士で楽しい会話も見られました。皆、健康で早起きをしていました。
「二度寝をしないでくださいね!」
1年理科の明日の授業の指示が理科の先生からでました。今日のうちに花を取ってきて、ノートに貼り付けておくことです。明日、お互いに取ってきた花を見せ合うことも楽しいでしょうね。Zoomだと、取ってきた花や、記録したノート、ホワイトボードを一斉にカメラの前に提示できるので、見比べることが一瞬にしてできそうです。
準備の段階、そして昨日、今日とオンライン授業ができました。
昨日の報道でも、大きな大学等でネットにつながらない等のトラブルも生じていたようです。
本校で予想されるトラブルや課題と、その対策についてまとめました。親子で確認をしてくださるとうれしいです。
1 パスワードを入れても入れない場合
多くの場合、学校が15分以上待機してしまったときに起こります。
→ タブレットをシャットダウン(電源OFF)して入りなおす。
2 映像が止まってしまった場合
在宅ワークが多い時間は、発生する可能性があります。
→ 一度、ミーティングルームを閉じて、またログインしてみる。
その他
○ 顔をアップで映すのが恥ずかしい生徒は、担任の先生と相談してみる。
→ 時々映す。半分だけ映す。サランラップなどをレンズにかぶせて、少しぼやかす。
※ 先生は表情を見て、生徒が分かったか判断しています。友達も、時には友達の表情を知りたいときがあります。
○ その他、音量や部屋の状態など、気になることについては、担任の先生や養護の先生に相談してください。朝夕の健康観察のチャットでお願いします。
1年社会は、中学校の社会のガイダンスでした!
1か月半遅れのスタートとなりましたが、やっと中学生になった気分でしょうか。
2年と3年は数学が始まりました。
2年生は、単項式と多項式
3年生は、単項式×多項式です。
数学はホワイトボードを使っての授業となります。もし、復習したい生徒は、先生が書いたホワイトボードを見ることができます。ZOOMでファイルが送れるようなので、必要な人は先生に頼んでみてください。
3年生のもう一こまは、社会です。昨日に続いて、今日は北海道の人口や産業の特徴でした。
予習がすごかったそうです。先生の「名古屋市の人口と札幌市の人口の比較」の問いに対して、名古屋市の人口を調べていた生徒もいたようです。
1・2年は1コマ、3年は2コマしか一日の授業がありません。そのかわり、自習としてeラーニングやを実施しています。皆さんがどんな勉強をしたか、紹介します。 豊根中生徒のめざす「自立」ができています。
他におすすめは、今のうちに夏休みの宿題や作品応募で出題されるものを取り組んでおくことです。
美術のポスター、読書感想文、人権作文、少年の主張(6月11日しめきり)
授業の発展学習(タブレットに入っているワードやパワーポイントでのまとめ)
昨日、午後3時半前後から帰りの会を、オンラインで行いました。
いくつか感想を紹介します。(入室順・生徒のチャットの記録より)
このように、たいへん好評でした。ありがとうございました。
本日は、2年の○○○君の誕生日でした!おめでとう!今朝のオンラインSTでは、みんなで「おめでとう!」と、お祝いがあったようですね。大人はオンライン飲み会が流行しているようですが、昨日のNHKで、担当山口先生が話していたように、オンライン学活もたいへんいい方法だと思います。オンライン生徒会や生徒総会もできるかもしれませんね。
さて、NHK以外に中日新聞の取材もありました。(記事と動画を添付します。)記事は東三河版ですが、以下の動画は全国配信で、また豊根村の良さを知っていただくよい機会になりました。皆さん、ご協力ありがとうございました。また、県内他市の教育委員会の視察もありました。豊根村の行政と地域の方、保護者の方のご協力で、オンライン授業も軌道に乗りつつあります。
先生たちは、オンライン授業でどうしたら分かりやすく教えることができるか、またプレゼンでどんな教材を作ったらよいか、日々研修しています。今日は、4時間めと帰りのSTの間に、理科のオンライン授業の模擬授業を、郡内の理科の先生が研修会を行う予定です。(Zoomアカウントは豊根中のではなく理科の先生のアカウントで行います。)
5月11日 中日新聞、CHUNICHI Web(新城通信局山谷記者に掲載許可済)
中日新聞取材(記者はここ数週間、新城・北設のみで在住・勤務。一定距離を保って取材していただきました。もちろん、体温平熱・健康・マスク着用・手指消毒)
5月11日(月)から、オンライン授業が始まりました。
8時30分からの朝のSTの時間には、学校と生徒がオンラインでつながり、健康状態の確認などを行いました。
毎日、1年生と2年生は1コマ、3年生は2コマ実施されます。
オンライン授業の様子をご覧ください。
<1年生 国語科>
<2年生 社会科>
<3年生 社会科>
担当がごらんのような資料を作成しました。オンライン授業については、教務主任を中心として現職研修でその効果について研修しています。タブレットが一人一台あるからという好条件により、スタートにこぎつけました。これらの資料についてご入用であれば、メールにてお問い合わせください。(担当:教頭)
<教育関係機関に公開できる資料>生徒等の個人情報は抜いてあります。
※生徒用マニュアルについて
※教師用「Zoom」マニュアル
065984(5月8日夕)
自宅で受けられない生徒には以下のプリントを配付しました。ご確認ください。
自宅でオンライン授業が受けられない生徒については、学校から指定された場所でオンライン授業を行います。下記の注意事項をよく読んで参加してください。
○○○○○さんは、下記の、学校が指定した場所でオンライン授業を行ってください。
豊根中学校
○○○○○会(村内施設)
○○○○○株式会社
<持ち物>
・授業に必要なもの ・筆記用具 ・マスク ・水筒 ・弁当(必要な生徒)
<注意事項>
・服装は、ジャージ(体操服)もしくは制服を着用。
・移動は、保護者による送迎、徒歩、バス、保護者の了解があれば自転車でもよい。自転車を利用する場合はヘルメットを着用して交通安全に注意をしましょう。
・オンライン授業が始まるまでに、実施場所へ移動して下さい。
・入退室の際は必ず職員の方へ、あいさつや場所を提供してくださったことへのお礼を言いましょう。
・感染症対策のため、他の生徒との距離を2m以上の間隔を空け、向かい合わせにならないように座りましょう。また、室内の換気、手洗い、マスクの着用に心掛けましょう。
・終了後は、会場の整理整頓を行いましょう。
・朝と夕のSTで、健康状態などチャットで報告できない場合は、別紙のST記録用紙に記入してください。
・昼食のために、一旦自宅へ戻ってもよいです。その際は必ず職員の方に伝えるようにしましょう。
・問題が起きた時は、職員の方に伝えるか学校まで電話(85-1344)をして下さい。
本日は、1・2年が分散登校。オンライン授業の説明を受けました。
一部のご家庭は、電波が届かないなどのため、ご家庭でオンライン授業を受けることができなかった問題も、各地区のWi-Fiがある施設で、学校の近所の生徒は学校で受けることができます。今後、つながり具合を確認しつつ、授業を受ける場所も改善していきます。
ご家庭以外でオンライン授業を受ける生徒については、本日、タブレットを持ちかえっていません。ご了承ください。
<本校のオンライン授業の工夫>
ネット上とはいえ、久しぶりにお互いの顔と声を聞きながらの授業。生徒たちもたいへんうれしそうです。
保護者や地域の方々、そして豊根村の支援に感謝しています。
本日と来週、他市町の教育委員会の視察や新聞、テレビの取材が相次いでいます。
豊根村の教育環境が充実していることを誇りに思う次第です。
実際に理科の先生のオンライン授業を、学校の集会室で体験してみました。
先生は3階の教室にいます。
オンライン授業についての説明です。
3年生・・・今日の復習をしてください。
1・2年生・・・明日の予習になります。
保護者の皆さんへ・・・どんなことに注意しているか、ご確認、ご協力ください。
*これから始めようとしている、または検討している他校の関係者の皆さんの参考になればとも思います。本校担当者が、マニュアル等を作りましたので、公開に耐えるものができたら、本ブログにもアップしたいと思います。
授業を進めるにあたって、次のような点について配慮をしています。
3密を防ぎつつ、昨年度まで担任だったICT担当の山口先生から説明を受けました。
1 オンライン授業の注意点
2 本日配付するタブレット等のグッズ
3 Zoomの使い方
4 困ったときの遠隔操作の受け方
その後、模擬授業を行いました。この仕組みに感心する声や、授業を楽しむ声が聞かれ、準備してよかったと先生方が感じていました。
画面は、みんなが映る画面と、授業画面とを切り替える
配付物は、タブレット本体の他、キーボード、マウス、タッチペン、LANケーブル、ホワイトボード、マーカー・・・
午後3時、5人の生徒が接続テストを終了しました。残り5人は明日か、土曜日に実施します。なお、保護者の方も、数名、トラブル対応のボランティアとして協力してくださるそうです。
豊根中の校訓は自立!
どんどん、教科書を予習してほしいです。また、中学の内容以外のことでも、自分のため、自分の将来のためと思ったらどんどん勉強してほしいです。
オンライン授業と並行して、オンライン授業のない時間帯は、「eラーニング」といって、教科に関係することを授業してくださっているホームページがあるので自分で勉強していってください。詳しくは、教科担任の先生から、ブログを通して紹介があります。
さっそく新任の社会の先生からです。
社会のおすすめサイト
NHK for School 教科書からばんぐみを探す
→東京書籍 「新しい地理」「新しい歴史」「新しい公民」からそれぞれ選択
https://www.nhk.or.jp/school/textbook/
※社会だけでなく、理科もぜひ!
※小学生に弟、妹がいる生徒は、ぜひ弟、妹にも見せてあげてください!
本校生徒には、臨時登校日に配布されます。
Ⅰ 美術の先生の自己紹介
荒岡吉朗(あらおかよしろう)。36年間小学校や中学校の先生をして、津具中学校を最後に退職。1年間先生をお休みして、4月から美術の授業がある日だけ勤めることになりました。美術の学習を通して、みなさんが「自分なりの答えを生み出す力」をつける手助けができたらいいなあと思っています。よろしくお願いします。
最初の授業は、プリントでオリエンテーションです。
Ⅱ 美術で何を学ぶのか?
(1)表現する活動‐美術はタンポポだ!-
美術の表現する活動をタンポポにたとえてみたいと思います。今から10秒間、タンポポの姿を思い浮かべてください。
緑色の葉があって、くきの先に黄色い花が咲いている姿を思い浮かべたと思います。
この花が、美術で言うと「作品」にあたります。
地面の下にはタンポポの根があります。いくつのも根が伸びています。長い根は1メートル以上あります。目には見えないけれど、実は植物の体の大部分をしめるのが根。この根が、美術で言うと「探求の根」です。自分が感じたことや考えたこと、思いついたことや調べたことなどを言葉やスケッチでかいたり、「これはいい」と思ったことを集めたりすることで、探求の根が伸びていきます。この活動が美術のノートやスケッチになります。それがどんなものなのか、1年教科書P46・47、2・3年教科書P78・79を見てください。
タンポポはタネから育ちます。このタネが、美術で言うと「興味のタネ」にあたります。興味のタネは「こうしたい」「こう表したい」「どうなっているんだ?」「なんでだろう?」「どうしたらいいんだろう?」というような自分の中にある興味や好奇心や疑問です。
タンポポはタネから根を伸ばして成長していきます。そしてあるとき花を咲かせます。美術の表現する活動は、自分の中にある興味のタネから、自分なりのものの見方で探求の根を伸ばし、作品という「自分なりの答え」を生み出す活動なのです。みなさんの興味も、ものの見方も変わっていくので、自分なりの答えも変わっていきます。
(2)鑑賞する活動‐鑑賞には決まった正解がない!?‐
美術の学習としての「鑑賞のしかた」を教科書の作品を例にして説明します。
まずは教科書の41~44ページを開いて作品を見てください。
1 あなたは、この作品の中に何を見つけましたか?(たくさん見つけましょう。)
2 色や形やつくり方(描き方)で気がついたことは何ですか?
3 見つけたり気がついたりしたことから、あなたはどんな感じがしましたか?あなたは
何を考えましたか?
4 この作品の作者はどんなことを表したかったのだと思いますか?あなたがそう思う
のは、この作品のどういうところからですか?
5 あなたはこの作品を見てどんな感じがしましたか。あなたがそう感じるのは、この
作品のどういうところからですか?
やってみましたか?これらのことに順に答えていくと、自分がどんなふうに感じるのか、自分が「いいなあ」と思うものがどんなものなのかがわかってきます。作品を鑑賞するということは、決まっている正解を見つけ出すことではありません。あなたがどう感じてもどう考えても、それがあなたなりの答えであり、自分なりのものの見方です。鑑賞をして、「なんだこれは!?」と心が動くと、自分なりのものの見方が広がります。
学校では、みんなで話し合います。鑑賞に決まった正解がないのに、なぜ話し合うのでしょうか?それは、作者を含めた他の人たちがどう感じどう考えたかを知って、他の人たちと自分の同じところや違うをところを認め合うためです。人と同じだったり違ったりしてあたりまえ。鑑賞に正解や間違いはありません。「そんな見方もあるんだね」と認め合うことで、自分なりのものの見方が広がって、どんどんバージョンアップしていきます。
Ⅲ おうちで美術(宿題)
課題1 5月11日~5月15日
○自分だけの「美術ノート」をつくろう。
・配った普通のノートを自分だけの「美術ノート」に変身させます。
・美術の教科書と同じ向きに開くようにして使っていきます。
・表紙には必ず「美術ノート」というタイトルと「氏名」を描きます。タイトルや氏名は、自分が気にいった大きさや形や色にしましょう。色鉛筆・ペン・マーカー・絵の具など、何を使ってもいいですよ。別な紙などに描いたものを貼りつけてもいいですよ。表紙全体に貼ってもいいですよ。表紙の空白や裏表紙に模様やキャラクターやイラストなど、あなたの好きなものを描いたり貼ったりしてもいいですよ。あなたのアイデアしだいです。
○さっそく「美術ノート」を使いましょう。問題です。
「美術で何を学ぶのか?」今のところの自分なりの答えを、絵や図や言葉で「美術ノート」にかきましょう。(日付も書いてね)
「美術ノート」には、課題ではないことでも、興味のあることをどんどん描いたり貼ったりして、楽しいノートにしていきましょう。2冊目からは自分で用意してね。
課題2 5月18日~5月22日
○教科書の作品を鑑賞しよう。
・教科書の中から鑑賞する作品を1つ選びましょう。(41~44ページの作品でもいいです。)
・何ページの何という作品を鑑賞するのか「美術ノート」に書きましょう。
・Ⅱ(2)鑑賞する活動で説明した順に、見つけたことや感じたり考えたりしたことを「美術ノート」に書きましょう。絵や図を描いたり色をつけたりしてもいいですよ。
(おまけ)時間があれば、2つ3つと鑑賞して「美術ノート」に記録しましょう。
課題3 5月25日~5月29日 休校が延長になったら次の週も続けましょう。
○豊根村のおみやげをつくろう。「包みの工夫、パッケージデザイン」教科書P68・69
・教科書を参考にして、豊根村の「何を(特産物など)」、「どんな商品にして」、「どうのようにパッケージして」、お持ち帰りができる豊根村のおみやげにするのか考えましょう。パッケージできない場合は、それを入れて持ち帰るバックや袋などを考えてみましょう。
・「美術ノート」に、考えたことを言葉で書いたり、思いついた商品やパッケージなどの形や色や、パッケージにつけるロゴ(文字)やイラストをスケッチしたりしましょう。
(おまけ)お菓子だけでなく、○○ジュースのラベルや○○弁当のパッケージなどを考えてみるのもいいですね。できれば、今ある本物のおみやげを調べてみましょう。
→ 学校が再開したら「美術ノート」をもとにして、「豊根村のおみやげ」のモデル(展示用の作品)に仕上げていく予定です。
おまけ 美術の教科書をすみからすみまで読んでみましょう。発見や驚きがありますよ。
学校で美術の授業がある日には、教科書と「美術ノート」を持って来てくださいね。
※他の学校の生徒も良かったらご活用ください。
Ⅰ 美術の先生の自己紹介
荒岡吉朗(あらおかよしろう)。36年間小学校や中学校の先生をして、津具中学校を最後に退職。1年間先生をお休みして、4月から美術の授業がある日だけ勤めることになりました。美術の学習を通して、みなさんが「自分なりの答えを生み出す力」をつける手助けができたらいいなあと思っています。よろしくお願いします。
最初の授業は、プリントでオリエンテーションです。
Ⅱ 美術で何を学ぶのか?
(1)表現する活動‐美術はタンポポだ!-
美術の表現する活動をタンポポにたとえてみたいと思います。今から10秒間、タンポポの姿を思い浮かべてください。
緑色の葉があって、くきの先に黄色い花が咲いている姿を思い浮かべたと思います。
この花が、美術で言うと「作品」にあたります。
地面の下にはタンポポの根があります。いくつのも根が伸びています。長い根は1メートル以上あります。目には見えないけれど、実は植物の体の大部分をしめるのが根。この根が、美術で言うと「探求の根」です。自分が感じたことや考えたこと、思いついたことや調べたことなどを言葉やスケッチでかいたり、「これはいい」と思ったことを集めたりすることで、探求の根が伸びていきます。この活動が美術のノートやスケッチになります。それがどんなものなのか、1年教科書P46・47、2・3年教科書P78・79を見てください。
タンポポはタネから育ちます。このタネが、美術で言うと「興味のタネ」にあたります。興味のタネは「こうしたい」「こう表したい」「どうなっているんだ?」「なんでだろう?」「どうしたらいいんだろう?」というような自分の中にある興味や好奇心や疑問です。
タンポポはタネから根を伸ばして成長していきます。そしてあるとき花を咲かせます。美術の表現する活動は、自分の中にある興味のタネから、自分なりのものの見方で探求の根を伸ばし、作品という「自分なりの答え」を生み出す活動なのです。みなさんの興味も、ものの見方も変わっていくので、自分なりの答えも変わっていきます。
(2)鑑賞する活動‐鑑賞には決まった正解がない!?‐
美術の学習としての「鑑賞のしかた」を教科書の作品を例にして説明します。
まずは教科書の2・3ページを開いて作品を見てください。
1 あなたは、この作品の中に何を見つけましたか?(たくさん見つけましょう。)
2 色や形やつくり方(描き方)で気がついたことは何ですか?
3 見つけたり気がついたりしたことから、あなたはどんな感じがしましたか?あなたは
何を考えましたか?
4 この作品の作者はどんなことを表したかったのだと思いますか?あなたがそう思う
のは、この作品のどういうところからですか?
5 あなたはこの作品を見てどんな感じがしましたか。あなたがそう感じるのは、この
作品のどういうところからですか?
やってみましたか?これらのことに順に答えていくと、自分がどんなふうに感じるのか、自分が「いいなあ」と思うものがどんなものなのかがわかってきます。作品を鑑賞するということは、決まっている正解を見つけ出すことではありません。あなたがどう感じてもどう考えても、それがあなたなりの答えであり、自分なりのものの見方です。鑑賞をして、「なんだこれは!?」と心が動くと、自分なりのものの見方が広がります。
学校では、みんなで話し合います。鑑賞に決まった正解がないのに、なぜ話し合うのでしょうか?それは、作者を含めた他の人たちがどう感じどう考えたかを知って、他の人たちと自分の同じところや違うをところを認め合うためです。人と同じだったり違ったりしてあたりまえ。鑑賞に正解や間違いはありません。「そんな見方もあるんだね」と認め合うことで、自分なりのものの見方が広がって、どんどんバージョンアップしていきます。
Ⅲ おうちで美術(宿題)
課題1 5月11日~5月15日
○自分だけの「美術ノート」をつくろう。
・配った普通のノートを自分だけの「美術ノート」に変身させます。
・美術の教科書と同じ向きに開くようにして使っていきます。
・表紙には必ず「美術ノート」というタイトルと「氏名」を描きます。タイトルや氏名は、自分が気にいった大きさや形や色にしましょう。色鉛筆・ペン・マーカー・絵の具など、何を使ってもいいですよ。別な紙などに描いたものを貼りつけてもいいですよ。表紙全体に貼ってもいいですよ。表紙の空白や裏表紙に模様やキャラクターやイラストなど、あなたの好きなものを描いたり貼ったりしてもいいですよ。あなたのアイデアしだいです。
○さっそく「美術ノート」を使いましょう。問題です。
「美術で何を学ぶのか?」今のところの自分なりの答えを、絵や図や言葉で「美術ノート」にかきましょう。(日付も書いてね)
「美術ノート」には、課題ではないことでも、興味のあることをどんどん描いたり貼ったりして、楽しいノートにしていきましょう。2冊目からは自分で用意してね。
課題2 5月18日~5月22日
○教科書の作品を鑑賞しよう。
・教科書の中から鑑賞する作品を1つ選びましょう。(2・3ページの作品でもいいです。)
・何ページの何という作品を鑑賞するのか「美術ノート」に書きましょう。
・Ⅱ(2)鑑賞する活動で説明した順に、見つけたことや感じたり考えたりしたことを「美術ノート」に書きましょう。絵や図を描いたり色をつけたりしてもいいですよ。
(おまけ)時間があれば、2つ3つと鑑賞して「美術ノート」に記録しましょう。
課題3 5月25日~5月29日 休校が延長になったら次の週も続けましょう。
○空想した世界を表すことを楽しもう。
「空想の世界を旅する」教科書P8~11、「想像の生物をつくる」教科書P20・21
・教科書を参考にして、「美術ノート」にあなたが空想した世界の風景や、その世界に生きる生物を描いたり、空想したことやアイデアを言葉で書いたりしましょう。別な紙にかいたものを貼ってもいいですよ。
(おまけ)時間があれば、いくつも描いて気にいったものを増やしたり、いろいろな色で描いて気にいった色を見つけたりしてみましょう。
→ 学校が再開したら「美術ノート」から選んだり組み合わせたりして、展示用の作品に仕上げる予定です。
おまけ 美術の教科書をすみからすみまで読んでみましょう。発見や驚きがありますよ。
学校で美術の授業がある日には、教科書と「美術ノート」を持って来てくださいね。
美術の大好きな豊根中の生徒の皆さん、そして良かったら他校の皆さんも!
臨時休校対応のため、自宅でできることを非常勤の美術の先生が用意してくだいました。臨時の学校登校日に、学校に置いてある絵の具セットや美術を教科書も持ち帰って、ぜひ自宅で取り組んでみてください。
Ⅰ 美術の先生の自己紹介
荒岡吉朗(あらおかよしろう)。36年間小学校や中学校の先生をして、津具中学校を最後に退職。1年間先生をお休みして、4月から美術の授業がある日だけ勤めることになりました。美術の学習を通して、みなさんが「自分なりの答えを生み出す力」をつける手助けができたらいいなあと思っています。よろしくお願いします。
最初の授業は、プリントでオリエンテーションです。
Ⅱ 美術で何を学ぶのか?
(1)表現する活動‐美術はタンポポだ!-
美術の表現する活動をタンポポにたとえてみたいと思います。今から10秒間、タンポポの姿を思い浮かべてください。
緑色の葉があって、くきの先に黄色い花が咲いている姿を思い浮かべたと思います。
この花が、美術で言うと「作品」にあたります。
地面の下にはタンポポの根があります。いくつのも根が伸びています。長い根は1メートル以上あります。目には見えないけれど、実は植物の体の大部分をしめるのが根。この根が、美術で言うと「探求の根」です。自分が感じたことや考えたこと、思いついたことや調べたことなどを言葉やスケッチでかいたり、「これはいい」と思ったことを集めたりすることで、探求の根が伸びていきます。この活動が美術のノートやスケッチになります。それがどんなものなのか、1年教科書のP46・47を見てください。
タンポポはタネから育ちます。このタネが、美術で言うと「興味のタネ」にあたります。興味のタネは「こうしたい」「こう表したい」「どうなっているんだ?」「なんでだろう?」「どうしたらいいんだろう?」というような自分の中にある興味や好奇心や疑問です。
タンポポはタネから根を伸ばして成長していきます。そしてあるとき花を咲かせます。美術の表現する活動は、自分の中にある興味のタネから、自分なりのものの見方で探求の根を伸ばし、作品という「自分なりの答え」を生み出す活動なのです。みなさんの興味も、ものの見方も変わっていくので、自分なりの答えも変わっていきます。
(2)鑑賞する活動‐鑑賞には決まった正解がない!?‐
美術の学習としての「鑑賞のしかた」を教科書の作品を例にして説明します。
まずは教科書の2・3ページを開いて作品を見てください。
1 あなたは、この作品の中に何を見つけましたか?(たくさん見つけましょう。)
2 色や形やつくり方(描き方)で気がついたことは何ですか?
3 見つけたり気がついたりしたことから、あなたはどんな感じがしましたか?あなたは
何を考えましたか?
4 この作品の作者はどんなことを表したかったのだと思いますか?あなたがそう思う
のは、この作品のどういうところからですか?
5 あなたはこの作品を見てどんな感じがしましたか。あなたがそう感じるのは、この
作品のどういうところからですか?
やってみましたか?これらのことに順に答えていくと、自分がどんなふうに感じるのか、自分が「いいなあ」と思うものがどんなものなのかがわかってきます。作品を鑑賞するということは、決まっている正解を見つけ出すことではありません。あなたがどう感じてもどう考えても、それがあなたなりの答えであり、自分なりのものの見方です。鑑賞をして、「なんだこれは!?」と心が動くと、自分なりのものの見方が広がります。
学校では、みんなで話し合います。鑑賞に決まった正解がないのに、なぜ話し合うのでしょうか?それは、作者を含めた他の人たちがどう感じどう考えたかを知って、他の人たちと自分の同じところや違うをところを認め合うためです。人と同じだったり違ったりしてあたりまえ。鑑賞に正解や間違いはありません。「そんな見方もあるんだね」と認め合うことで、自分なりのものの見方が広がって、どんどんバージョンアップしていきます。
Ⅲ おうちで美術(宿題)
課題1 5月11日~5月15日
○自分だけの「美術ノート」をつくろう。
・配った普通のノートを自分だけの「美術ノート」に変身させます。
・美術の教科書と同じ向きに開くようにして使っていきます。
・表紙には必ず「美術ノート」というタイトルと「氏名」を描きます。タイトルや氏名は、自分が気にいった大きさや形や色にしましょう。色鉛筆・ペン・マーカー・絵の具など、何を使ってもいいですよ。別な紙などに描いたものを貼りつけてもいいですよ。表紙全体に貼ってもいいですよ。表紙の空白や裏表紙に模様やキャラクターやイラストなど、あなたの好きなものを描いたり貼ったりしてもいいですよ。あなたのアイデアしだいです。
○さっそく「美術ノート」を使いましょう。問題です。
「美術で何を学ぶのか?」今のところの自分なりの答えを、絵や図や言葉で「美術ノート」にかきましょう。(日付も書いてね)
「美術ノート」には、課題ではないことでも、興味のあることをどんどん描いたり貼ったりして、楽しいノートにしていきましょう。2冊目からは自分で用意してね。
課題2 5月18日~5月22日
○教科書の作品を鑑賞しよう。
・教科書の中から鑑賞する作品を1つ選びましょう。(2・3ページの作品でもいいです。)
・何ページの何という作品を鑑賞するのか「美術ノート」に書きましょう。
・Ⅱ(2)鑑賞する活動で説明した順に、見つけたことや感じたり考えたりしたことを「美術ノート」に書きましょう。絵や図を描いたり色をつけたりしてもいいですよ。
(おまけ)時間があれば、2つ3つと鑑賞して「美術ノート」に記録しましょう。
課題3 5月25日~5月29日 休校が延長になったら次の週も続けましょう。
○スケッチをして、見て描くことを楽しもう。「見て描く楽しみ」教科書P8~11
・教科書のP8~11を参考にして、あなたの身の回りにある気にいったものを選んで「美術ノート」にスケッチしましょう。
(おまけ)時間があれば、2つ3つと違った向きから描いて気にいった形を探したり、違う色をぬって気にいった色を見つけたりしてみましょう。
→ 学校が再開したら「美術ノート」のスケッチの中から1つを選んで、画用紙で展示用の作品に仕上げる予定です。
おまけ 美術の教科書をすみからすみまで読んでみましょう。発見や驚きがありますよ。
学校で美術の授業がある日には、教科書と「美術ノート」を持って来てくださいね。