オンライン授業の研修を行いました

昨年度から総合的な学習の時間でお世話になっている原田三朗先生ですが、実はオンライン授業において先進的な取り組みをしている京都大学の先生ともつながっている関係で非常に詳しいため、昨日、先生方が原田三朗先生とZoomを利用した研修を行いました。

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<原田先生からの提言>

オンライン授業をこれからどうするかということより、これからの学校教育のあり方を考えるという大きな視点から、この特徴ある豊根中学校の実践を捉えたい。

新型コロナ感染対策としてでなく、子どもを育てるツールとしてのオンライン授業という視点に立ちたい。めざすところは日常化である。

日常化を考えたとき、オンライン授業が「必要ない」のであれば使う必要はないし、「教育効果が高い」のであれば、今後きちんとカリキュラムに位置づけていくという方向がある。

<提言をもとに先生方のラウンドスタディ>

昨年、中学生や保護者、地域の方々が行ったラウンドスタディを、原田先生と教員とで行いました。オンライン授業についてです。次のとおりです。

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先生方が感じた点は次のとおりです。生徒についてはすでにアンケートを取っています。保護者の皆さんにもこの後アンケートをさせていただきたいと思います。ご協力をお願いします。

  1. 同じ画面なので、意見がいいやすい。平等感がある。
  2. 生徒の表情でわかる。ノートを確認しにくいので、生徒の考えを把握することは難しい。
  3. 2について、逆に言えば自主性が身につく。
  4. 時間をきちんと守って行える。すぐ発表できるので時間が短縮できる。

生徒の集中力がかなり見られました。これはオンライン授業の成果だけでなく、これまで勉強できなかったために、学校で勉強ができるという日常が幸せであるということを実感したからではないかと考えられます。

2020年10月

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