どの中学生も暗唱が完璧。どこがオール三河代表に選ばれても文句のないできばえでした。中日新聞にも報道されていましたが、カンボジアの教育視察団も、豊根中2年のスキットまで、喜んで見ていかれました。
設楽中のALTさんが、発表後全体にコメントをしてくださいました。が、なんと、「私は納豆がすき」とか「天気がどうのこうの」とか、豊根中の2組の発表のみ取り上げていただいてました。ユーモア(humor)が評価されたのでしょう。
豊根中の2組の発表は、豊煌祭でもご覧になれますので、ネタばらしは豊煌祭後に行います。
審査委員長の豊根小の市川先生のお話が、とても参考になりましたので、ご紹介します。
「どの学校も素晴らしいスピーチでした。発音も気をつけていました。スキットの表現も工夫されていました。自分の言葉で落ち着いてできました。発音については日本語にないfとかthを特に丁寧にするとよいでしょう。流暢さについては川が流れるように。」
「5つのスキットに共通することは何だったと思いますか。それはhumorです。ユーモアは人とのやりとりにとても大事なことです。」
「なぜ、英語を勉強するのでしょう。外国の人と友達になることでしょうか。英語の授業があるからしかたなく?私は、人とのかかわり方を学ぶことだと思います。これからの世の中は予測不可能な世の中になるといいます。そんな中、皆さんは答えのないことについて考えたり、努力することを要求されます。そのときに、人と協力して何かをやり遂げること、人と力をあわせて協働して何かをやること。そんな人とかかわることについて、英語では、ちゃんと伝えられるか、相手の気持ちや相手のことを分かってあげられるかということを学ぶ教科だと思います。」