「ふるさとに生きることのよさを感じ、ふるさとで働くことのよさを語り合う子の育成」をテーマとした、キャリアスクールプロジェクトに取り組んでいます。この事業は、愛知県の委託事業です。
9月27日(水) 地元のトマト農家の方2名をお招きして、話を伺いました。
佐々木さんは、津具生まれの津具育ち。おばあさん、お母さんがトマトを作っていて、自分も農業がやりたくて、高校も大学も農業について学べる学校を選んだそうです。そして、今、地元でカラフルミニトマトを作っています。
上村さんは、名古屋市出身。奥様と結婚し、こちら方面で農業ができるところを探したそうです。いろいろな町村を回って、トマトを栽培するなら、家も畑も用意すると言ってくれたのが津具でした。それから約20年。トマトを作り続けています。
お二人とも、トマトの仕事が好きで、大変なことはあるけれどやめようと思ったことはないそうです。「北設楽と言えばトマトだよね!」と言われるように、後に続く人が増えて欲しい。津具は本当によいところだ、と力強くおっしゃっていたのが印象的でした。
10月25日(水) 設楽町で芸術活動をしている3名をお招きして、体験活動を行いました。
革細工体験は、青山さん。革の小物入れを作りました。
陶芸体験は、高森さん。鉛筆立てや、花瓶、置物などを作りました。
ステンドグラス体験は、岩田さん。クリスマスのデザインで、かわいらしい作品ができました。
これから、感じたことや学んだ事をまとめ、下学年や保護者のみなさんと「語る場」「語り合う場」を設定する予定です。5・6年生の子ども達は、どんなことを感じたのでしょうか。楽しみです。
ふるさとで生きること、働くことについて、考え始めるきっかけとなってくれたら、そう願っています。