12月4日(日)~10日(土)は人権週間でした。本校では、この機会に命の尊さや人権の大切さを子どもたちに学ばせたいと考えて、様々な取り組みを行いましたので紹介します。
①人権標語の応募
全学年で人権標語の応募に参加しました。各学年で人権の大切さを学び、自分が考えた標語を作って応募しました。
・「だいじょうぶ? まほうの言葉で たすけよう」 ・「その言葉 まいてはならない いじめの種」 ・「あそぼうね そのひとことで ホッカホカ」 |
②人権講話
12月5日(月)の朝礼で校長が人権講話を行いました。
今年の修学旅行で訪れた伏見稲荷神社にあった「重軽石」の話をしました。「重軽石」はお参りして置いてある石を持ち上げた時に軽く感じれば願いが叶うという石です。私が石を持ち上げた話から、相手や周りの人のことを気遣う「思いやり」という言葉を教えました。普段の様子を見ていると、思いやりあふれるあったかい学校を創り上げている子どもたちです。意識してこの言葉が使えるようになるといいなと思っています。
③「人権ってなあに?」全校道徳
12月8日(木)の5時間目、5年生以外は全校児童が集まって全校道徳を行いました。(5年生は命の集い)6年生二人が、強引な子と断れない子の役になって劇を行い、その行動について話し合いました。また、「安心」「自信」「自由」の三つの権利は生きていく上で必要な権利であることや、それが危うい時は「いやだ」「逃げる」「相談」の三つの道具を使うことも学びました。
④各学年の道徳の授業
先週は各学年で人権を意識した道徳の授業を行いましたので、内容については各学年のお便りか子どもたちから話を伺ってください。
本校の今年のスローガンは、「笑顔あふれる あったかい学校」です。人権週間という機会を捉えて、子どもたちの意識を高めることができたと思っています。
2学期末保護者会・命の集い(五年生)
12月8日(木)に2学期末保護者会を行いました。全体会ではPTA会長さんより中学校部活動編成の話もあり、短時間でしたが充実した内容になりました。その後は各学年で個別面談を実施し、一人一人について担任と保護者が話し合うことができました。
5年生はこの日に保護者を交えて「命の集い」を行いました。子どもたちは、一人一人が生まれた時のエピソードや今の自分を紹介し、その後、親子で手紙を読み合い、「命のうた」を歌って記念写真を撮りました。子どもたちは、この会を企画・準備・実践する中で、自分の命の大切さや感謝の気持ちが高まったようです。また、保護者の方にとっても、感謝の言葉を聞く中で子どもの成長を感じ、感慨深いものになったと思っています。
保護者会や命の集いにご協力いただきありがとうございました。