2月15日(月)に、6年生が「感謝の集い」を行いました。小学校生活を終える時期に、親をはじめ周りの方々の想いや自分の成長を感じ、支えて下さった全ての方々への感謝の気持ちをもって卒業することは大切なことです。卒業式の子どもたちの言葉にその気持ちが込められていますが、その前に、感謝の気持ちを表す活動を自分たちで考え、その想いを伝えることは子どもの人間性を高めることにつながります。
本年度の活動には、保護者・スクールガード・駐在職員・語りの会・指導会コーチの皆様方が参加してくださいました。子どもの司会で会が進行し、小学校1年生から6年生までの様子をプレゼンテーションで紹介し、それに関する問題を出してお客さんに答えていただく企画はみんなで楽しみました。また、手作りクッキーやプレゼント、手紙なども用意され、それぞれの方々に感謝の言葉を述べて気持ちを伝えていました。6年生は4名ですので、準備等大変だったと思いますが、参加された方々からは「とても良かったです。感激しました。」などの感想をいただき、すばらしい会になりました。
この感謝の気持ちをこれからも持ち続け、卒業式、そして中学校へ送り出したいと思います。参加していただきました皆様、そして、お世話になっている皆様、誠にありがとうございました。
児童会の「ステップワン集会」
2月16日・17日の2日間、朝の活動の時間を使って、児童会企画の「ステップワン集会」が開かれました。児童会では、よりよい学校にするために現在の問題点についてアンケートを取り、「下の子の名前も『くん・さん・ちゃん』を付けて呼ぶ」と「廊下の右側を歩く」の二つについて全校で話し合いを行いました。各学年ごとの話し合いで出てきた対策案を発表し、児童会として取り組む内容を決めて、みんなの意識を高めていました。
子どもたちが自分たちで課題を見つけ、対応策を考えて行動するのは大切なことです。継続できるように教師が支援しながら、子どもたちの今後を見守っていきたいと思っています。
全校最後の「ことばタイム」
本校では曜日ごとに「朝の活動」が決まっており、全校で行う金曜日の「ことばタイム」は2月12日が最後でした。(以後は卒業生と在校生に別れて、卒業式の練習になります。)
この日は、今までグループごとに練習してきた北原白秋の「やまかつぎ」の詩を、群読として全校で合わせる発表会でした。声の出し方、言葉の速さ、表情、動作などに注意しながら、素敵な群読を創り上げていました。発表する側に回ったり、聞く側に回ったりして、お互いの良さを見つけ合い楽しんでいました。今までグループリーダーとして活動してくれた6年生に感謝しながら、本年度の全校「ことばタイム」は終わりましたが、声の出し方、発表の仕方、聞き方など大きな成果があったと思っています。