「人権」の学習

12月4日(金)~10日(木)は人権週間でした。本校では、この機会に命の尊さや人権の大切さを子どもたちに学ばせたいと考えて、様々な取り組みを行いましたので紹介します。

①人権標語の応募

全学年で人権標語の応募に参加しました。各学年で人権の大切さを学び、自分が考えた標語を作って応募しました。

・「笑うとね 光があふれ 出てくるよ」   ・「ほほあげて 笑って見せて ぼくはいる」
・「前向きに うつむかないで 一歩でも」 ・「勇気出せ 気合い出るよ やってみよ」

子どもたちの標語を見ると、「笑顔」「仲間」「勇気」など、たくましく生きるために大切な言葉が使われています。標語を作ることで、人権の大切さが再確認できたと思います。

②人権講話

12月7日(月)の朝礼で人権講話を行いました。2011年の東日本大震災の映像を視聴し、気仙沼市立ししおり小学校2年生の子の「ありがとう」という手紙を語りの会の河邊香苗さんに朗読していただき、校長がいのちの尊さや自分や人を大切にすることについて話しました。

子どもたちは、映像・朗読・講話を通して、「いのち」「生きること」「人を大切にすること」について考えられたと思います。15分間という短時間でしたので、その後は各学年にお任せし、自分を見つめる活動などを行いました。

人権講話2 人権講話3

③日本赤十字社の講話

本校は、本年度の11月から青少年赤十字に加盟しています。12月8日(火)の3時間目に、日本赤十字社愛知県支部青少年係長の手島英樹さんをお招きし、赤十字活動について講話をしていただきました。赤十字の理念である「人道」とは、自分や他人の健康やいのちを大切にすること、困っている人を見たら親切にすること、世界中の人と仲良くすることであることを学びました。赤十字の活動としては、献血、災害救助、国際貢献などがあり、青少年赤十字の態度目標でもある、自分で「気づき、考え、実行する」ことの大切さも学びました。

津具小学校の子どもたちは赤十字の仲間なので、できることを実行していこうという言葉が印象的でした。子どもたちはバッチやシールを頂いたので、ご家庭で、赤十字創始者(アンリーデュナン)、日本赤十字創設者(大(お)給(ぎゆう)恒(ゆずる))の名前を覚えているか聞いてみてください。

赤十字講話3 赤十字講話2

④いじめ防止のDVD鑑賞と話し合い

12月10日(木)の5時間目に、全校でいじめ防止のDVD「プレゼント」を鑑賞し、各学年で「ふわふわことば」と「チクチクことば」について話し合いました。今回の話し合いでは、低学年と3年生の司会を6年生が担当し、(他の学年は自分たち)子どもたち同士で意見交換を行いました。「悪気はなくても相手を傷つけてしまう言葉があるよ。」「無視することもいじめの一つじゃないかな。」など、子どもたちは、普段の生活も意識しながら話し合いを深めていました。

本校の今年のスローガンは、「笑顔あふれる あったかい学校」です。人権週間という機会を捉えて、子どもたちの意識を高めることができたと思っています。

いじめ防止1 いじめ防止2

いじめ防止3 いじめ防止4

2020年10月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

月別 アーカイブ