２月１６日（月）に、６年生が「感謝の集い」を行いました。本年度から始めた活動です。昨年度までは、４年生が「１／２成人式」という活動を行っていましたが、これを６年生に移行し、バージョンアップした活動にしました。
４年生の「１／２成人式」は、自分の成長を振り返って保護者に感謝する会でした。昨年度この会に参加してみて、子ども達は一生懸命に活動して感謝の気持ちを改めて感じ、保護者も出産から現在までを振り返り、我が子の成長を感じて感激しており、すばらしい活動だと思いました。ただ、４年生という時期がふさわしいかどうかは疑問に感じました。
また、６年生の３学期の活動を見ていて、卒業に関連して様々な活動を一生懸命行っている姿はすばらしいと思いましたが、今までお世話になった方々への感謝の気持ちを表す活動があるといいなあと感じていました。
小学校の教育課程を終える時期に、親をはじめ周りの方々の想いや自分の成長を感じ、支えて下さった全ての方々への感謝の気持ちをもって卒業することは大切なことです。卒業式の子ども達の言葉にその気持ちが込められていますが、その前に、感謝の気持ちを表す活動を自分たちで考え、一生懸命に取り組んでその想いを伝えることが、子どもの人間性を高めることにつながると思います。
また、５年生から「命の学習」が始まり、「生命の誕生」「赤ちゃん抱っこ体験」「 幼児との交流」など、６年生にかけて命の尊さを学ぶ体験活動が入ってきます。この活動と連携させて自分の誕生から現在までを振り返り、保護者や周りの方々に感謝する気持ちを高めていく学習が展開されます。
そこで、本年度から６年生で「感謝の集い」を行うことにしました。
４年生の保護者の方は、昨年度までの様子を聞き、本年度の「１／２成人式」を楽しみにしていた方も多いと思いますが、上記の理由で活動を移行しましたのでどうかご理解ください。また、５年生から始まる「命の学習」で、保護者からの手紙等の依頼があると思いますので、これからもご協力いただきますようお願いいたします。
さて、本年度の活動には、保護者・スクールガード・駐在職員・語りの会・指導会コーチの皆様１９名が参加してくださいました。子ども達の司会で会が進行し、手作りのクッキーやプレゼントも用意され、それぞれの方々に感謝の言葉を述べて気持ちを伝え、すばらしい会になりました。参加された方々からも、「とても良かったです。感激しました。来年も継続するといいと思います。」という感想をいただきました。子ども達も達成感を味わい、とても満足していました。
この感謝の気持ちをこれからも持ち続け、卒業式、そして中学校へ送り出したいと思います。これからも職員一同温かく見守っていきたいと思っています。参加していただきました皆様、そして、日頃お世話になっている皆様、誠にありがとうございました。
