「心を一つに 力いっぱい」の学習発表会

11月29日(土)に学習発表会が行われました。今年のテーマは、「心を一つに 力いっぱい」であり、今年もテーマを意識した素晴らしい内容となりました。

全校合唱やブラスバンドは、校内の発表会よりも更にレベルが上がり、曲想を変えたり強弱を強調したりして、迫力と一体感を感じさせる内容となりました。

1年生は、「おむすびころりん」のオペレッタ劇でした。5人がずっと舞台に立ち演技を続けるのは大変でしたが、5人とも動きを工夫し、かわいらしい劇となりました。一人で歌う場面でも会場全体に響く声が聞こえ、学習の成果が表れていました。

2年生の「ごばんいし山のてんぐたち」の劇は、津具に伝わる伝説を基にした創作劇でした。役名に家族の名前を使い、大きな動きで表情豊かに演技していたので、客席からも歓声があがり、とても楽しい劇となりました。2年生にぴったりの劇だったと思います。

1・2年生の合唱と合奏は、子ども達の真剣な様子が伝わってきました。合唱では独唱から斉唱へと移る構成にしたり、合奏では楽器を工夫したりして楽しい音楽となりました。

3年生の「猫の島のお客さま」の劇は、猫とねずみの対比がおもしろかったです。展開がしっかりしており、一人一人の声がよく響いていたので分かりやすく、観客も劇に引き込まれていました。衣装を工夫し、早めに取り組んで、完成度が高い劇だと感じました。

4年生の「まんじゅうこわい の その後は・・・」の劇は、とても楽しかったです。この劇は創作劇ですが、脚本がよく工夫されており、話の展開が早いのが特徴です。暗転を短時間にしてテンポ良く進め、子ども達も役者になりきって演技していました。

3・4年生の合唱と合奏は、子ども達の呼吸が合い、聞いていて心地よい感じがしました。きれいなメロディーに合わせて、優しい雰囲気を漂わせていました。

5年生の「芝居の好きなえん魔さま」は、団十郎とえん魔の掛け合いや、3人のひょうきんな鬼達(ナレーターの3人)の演出が楽しかったです。子ども達が工夫して創り上げてきた作品らしく、現代風にアレンジし、子どもも喜ぶ作品でした。

6年生の「テリマカシ! オマールさん」は、テーマ性のある作品を演じていました。それぞれが役柄に合わせて演じ、仲間を思いやる心や人権の大切さを訴えた作品となりました。さすがに6年生です。おわりの言葉では、最後もきちっと締めてくれました。

5・6年生の合唱と合奏は、きれいなハーモニーを聞かせてくれました。また、ラテン系の難しい編曲の演奏にも挑戦し、音楽の楽しさを味わわせてくれました。


大きな行事が終わりました。この学習発表会は、担任と子ども達が一体となって創り上げてきました。衣装や小道具作りで大変だった先生もいます。保護者の方にも衣装等で大変お世話になりました。行事を通して、子ども達は更に成長してきたと感じています。当日は多くの方にご参観頂き、誠にありがとうございました。

1年劇2 2年劇2

3年劇2 4年劇2

5年劇2 6年劇2

1・2年合奏 3・4年合奏

5・6年合奏 6年集合

2020年10月

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