いじめ防止基本方針の最近のブログ記事
インフルエンザによる出席停止の生徒や体調不良の生徒が数名でたため、本日の寮泊を中止し、生徒は帰宅します。
※6時間目の学校公開は、通常どおり実施します。
※下校時刻については、改めてメール配信します。
<雷雨の状況と、部活動参加の状況を両方考慮します>
本年度は、バリアフリーの問題について、人権擁護員の皆さんをお迎えしてロールプレイを通して学びました。
なお、日曜日には、中日新聞社賞を受賞した本校生徒の表彰式と朗読発表会、そしてミニ映画会が行われ、本校生徒と担当職員、そして保護者の方が参加してきました。
最優秀賞のお二人のうち、一人は障害がある生徒さんでしたが、知ることの大切さを説いていました。このロールプレイがそれです。もうお一人は2年の男子でしたが、「僕が欄干になる!」という力強いテーマで、欄干のない駅のホームで視覚障害者が転落事故を起こしている事実を目の当たりにしていることで、行動することを強く決意されていました。NHKのニュースや中日新聞でも報道されていたので、ぜひご覧ください。
本校生徒は、3番目に発表しました。男女差別について自分自身が体験したことをもとに具体的に発表したので、会場の半分の方が、自分のこととして聞いてくださっていました。
その他の朗読もとても素晴らしいものばかりでした。全校生徒が朗読を聞きににいってもよいかと思うほどでした。
校長式辞
先日、2年の先生と、「2年生の顔が大人の顔になってきた。」という話をしました。毎日一緒に生活をしてみると分かりませんが、4月、桜の木の下で撮った記念写真と比べてみてください。
2年生が急に大人になってきたのは、3年生や1年生のおかげでもあります。3年生の立派な姿を見て、あんな3年生になりたいという憧れをもってすごしています。また、1年生の成長に、2年生は先輩として負けまいという先輩としてのプライドによるものです。2年生は、これからも豊根中をささえる柱となって活躍してください。
続いて3年生。海外研ではいっしょに行動しました。なぜ、ホームシックにならないのか不思議に思いましたが、志高寮で共同生活をしているからだと、すぐに理解しました。3年生は立派にホームステイや研修を終えました。この前の英語の校内予選では、素晴らしい発音を披露しました。すでに、進路の目標もきまっているようです。ぜひ、これからも1・2年生のあこがれの人となるようお願いします。
1年生は、寮自治会総会での発言、それから部活動での急激な成長。そして定期テストのまじめな取組に目を見張りました。1年生がよい学校はよい。それは、2・3年生がよいからだ、というのは昔からよくいわれる「学校あるある」です。2・3年生に遠慮することなく、駅伝でもほうこうさいでも大活躍を期待してます。
そんな皆さんに、もっとすばらしい豊根中学校になるためにひとつお願いがあります。
「自ら心身を鍛える生徒」をこの夏、秋で実現してください。
先の郡大会での卓球部、すばらしい声が出ていました。宿敵東栄中に対して、すべてフルセットまでもつれ込ませ、相手をその気にさせました。
弓道部は、先日の競射会において、どんどん的に当てる勇姿を見せてくれました。愛知県で一番走りこみをしている弓道部です。最後の最後、接戦になったときの集中力は、日ごろきたえた体力が勝負になります。期待しています。
剣道部は、全国に出ても活躍できる津具中に対して、正々堂々と試合をしていました。社会体育で野球を頑張っている生徒も、そこで鍛えた体力を発揮し、堂々とした姿をみせてくれました。
皆さんが悔しい思いをしていることも知っています。それは、皆さんの目標が高いということ。すばらしいことです。東三大会、県大会という大きな目標を目指して全力で取組む姿を楽しみにしています。
特に、これで引退になる3年生は、結果を残すこと以上に、後輩にとってあこがれの先輩となるような立派な姿を期待します。勝ち負け以上に、最後まで弱音を見せず、あきらめず戦う姿です。
では、夏休み、勉強、駅伝、そして遊びを大いに楽しむ夏休みにしてください。
生徒指導・情報モラル担当・体育主任からのお話
・お手伝いをしましょう。
・地域の方々にあいさつをしましょう。
・豊根中らしさを発揮しましょう。
・困ったときや悩みは、誰かに相談しましょう。相談電話も利用できます。
・SNSに入り浸らないようにしましょう。
・ライン等での発言に気をつけましょう。
・部活動などを休むときは、必ず学校に連絡しましょう。
・学校に登校したとき、下校するときは、職員室に顔を出しましょう。
・自分の時間にも、体幹トレーニングやランニングなどで、体を鍛えましょう。
養護の先生・道徳教育推進教師の先生から
1 休みの間に、治療の必要な子は治療を進めましょう。
2 とよね健康マイレージに取組みましょう。
・全体目標は「朝ごはんを食べる」
・個人目標も達成できると2ポイントになります。
3 いやなことがあったら、いやと意思表示しましょう。意思表示カードも使ってください。
小中学校合同学校評議員会が行われました。中学校の全体にかかわることを中心にお伝えします。
寮母さんからは、草刈をしてくださった寮の指導員さん(一般の方)にお礼を言う先輩の姿があることや、寮の中で和気藹々とした雰囲気があるというご意見をいただきました。
今後、中学校としては、次のようなことに気をつけていくとよいというご助言を評議員の皆様からいただきました。(順不同)
- 先輩、後輩の間で、きちんとしたことば使いができるようになるとよい。
- からかいなども、当人が困っていたらいじめになるという認識でお願いしたい。
- 「中学生らしさ」という言葉による指導はあいまいである。特に「中学生らしい曲ではない」という指導は子どもにも伝わらないのではないか。
- ICTありきではないが、今後ICT教育は重要になってくる。有効な活用法を模索してほしい。
- 生徒指導の研修会において、SNSの利用は、生徒だけでなく保護者も気をつけないといけないという研修を受けた。保護者への啓発もお願いしたい。(写真は本年度の情報モラル教室)
豊根村立豊根中学校いじめ防止基本方針
平成30年4月4日
1 教育目標
(1) 本校の教育目標
校訓「自立」を教育目標の中心として、自己を拓き、郷土を愛し、国家社会に貢献する国際性豊かな社会の形成者としての基礎的資質・能力を育成する。
(2)生徒指導の重点
「豊かな人間性の育成 ~自律から自立へ~」
○自己の存在感を感じ、人を大事にする心を育てる
○共感的な人間関係を基盤としたよりよい人間関係を構築する力を育てる
○規則正しい生活習慣を確立する
○自己決定の場を与え、規範意識をもって行動できる力を育てる
○粘り強く物事に取り組む心を育てる
2 いじめ防止に関する基本姿勢
(1)いじめについての基本的な認識
いじめは生徒の心身に重大な影響を及ぼす深刻な問題であり、人間として絶対に許されないことである。そこで、生徒の健全な成長のためにも、いじめを絶対に起こさないよう未然防止に力を注いでいく。しかし、いじめについては、「どの子どもにも、どの学校においても起こり得るもの」であることも十分認識し、生徒の実態を把握していくように努めていく。
(2)いじめに対する基本姿勢
いじめは絶対に許されないという共通認識のもと、「ならぬことはならぬ」という毅然とした態度で指導にあたる。特に豊根中学校においては、全校生徒のほとんどが寮生活を送っているため、生徒同士が関わる時間が長く、教師や保護者の目の行き届かない場面も多く存在する。そういった状況を十分に理解した上で、学校生活だけでなく、寮生活も含め、生徒に寄り添い、互いの信頼関係を築いていきながら、生徒の健やかな成長を支援していく。
(3)育てたい生徒の力
○自他を大切にする心
(4)学校及び教職員の責務
・子どもの悩みを親身になって受け止め、子どもの発する危険信号をあらゆる機会を捉えて鋭敏に感知するよう努める。
・深い愛情と信頼に基づく厳しさをもって、生徒たちの精神的支えとなるよう指導にあたる。
・個性の違いを尊重する態度やその基礎となる価値観を育てる指導を推進する。
・分かる授業、個を生かす授業を推進する。
3 「いじめ防止対策組織」について
(1) 組織の名称
「いじめ・不登校対策委員会」
(2) 組織図
(3) 役割
ア いじめ防止基本方針の策定(いじめ・不登校対策委員会)
イ 年間計画の作成(生徒指導主事)
ウ 教職員の資質向上のための校内研修の実施(生徒指導主事)
エ 委員会内での情報交換(いじめ・不登校対策委員会)
オ いじめ・不登校に関する取り組みの検証・見直し(いじめ・不登校対策委員会)
4 いじめ防止に関する具体的な取り組みについて
(1) いじめの未然防止の取組
ア「居場所づくり」
・わかる授業づくり
・授業規律の確立(チャイム着席・あいさつ・手をまっすぐに伸ばした挙手・全員挙手・返事・話し方・聞き方・時間厳守)
・道徳教育、特別活動、人権教育の充実
・合唱や文化祭での劇などクラスで一つのものを作り上げる活動の充実
・くんさん運動(生徒も教師も「くん」「さん」をつけて生徒の名前を呼ぶ)
・よいところ探し(学級、生徒会)
・委員会活動、部活動の充実
イ「絆づくり」
・学び合い、ペア・グループ学習の推進
・豊煌祭、予餞会等、生徒が一丸となって創り上げる活動の充実
・生徒会活動、寮自治会活動の推進(絆集会、七夕会、クリスマス会など)
・縦割り班での小中合同遊び、合同ダンス、清掃・栽培活動
・全校一丸となって取り組む駅伝部の活動
(2) いじめの早期発見の取り組み
ア 朝の職員打ち合わせでの情報交換 ※寮監からの報告を含む(毎日)
イ 朝のあいさつ運動(毎日)
ウ 生活記録における心と体の状態把握(毎日)
エ 生徒指導委員会での情報交換(毎月)
オ 小中生徒指導担当者間での情報交換(毎月)
カ 学級担任との個別面談(年間6回)
キ 相談希望調査(毎月)
ク 学校生活アンケート(年間5回)
ケ 寮生活アンケート(年間3回)
コ スクールカウンセラーとの相談活動(随時)
サ 学習状況についての情報交換(随時)
シ 寮母との情報交換(随時)
ス 保護者との個別面談(年間3回)※3学期は希望制
(3) いじめに対する措置
ア いじめの発見、相談、通報を受けた場合には、特定の教職員で抱え込まず、速やかに臨時のいじめ・不登校対策委員会を開催し、情報を共有し、その後の対応を検討する。
イ 対応を全職員で共通理解し、速やかに関係生徒から事情を聴き取り、事実確認を行う。
ウ いじめられた生徒とその保護者については、家庭を訪問し、経緯とその後の指導方針を説明するとともに、その後の支援を行う。
エ いじめた生徒への直接指導を行うとともに、保護者に生徒のより成長に向けての学校の指導方針を伝え、協力を求める。
オ いじめた生徒、いじめられた生徒に対して、相談活動や心理テスト等を行い、心のケアを行う。
5 重大事態への対応について
〈重大事態とは(「いじめ防止対策推進法」第28条)〉
一 いじめにより豊根中学校に在籍する生徒の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき
二 いじめにより豊根中学校に在籍する生徒が相当の期間(年間30日を目安とする。)学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあると認めるとき
6 学校の取り組みに対する検証・見直しについて
ア 学校生活アンケート結果の分析
イ 保護者学校評価アンケート結果の分析
ウ 関係諸機関との情報交換
エ 上記アイウをもとに、年度末に検証を行い、いじめ防止基本方針の見直しを行う。
7 年間計画
生徒 |
教職員 |
保護者・関係諸機関 |
|
4月 |
相談希望調査① 前期生徒会総会 前期自治会総会 |
生徒指導委員会① 相談対応① 生徒指導委員会② |
年度始め保護者会 |
5月 |
相談希望調査② 担任との面談① SCとの相談① 情報モラル教室① |
相談対応② 生徒との面談① 生徒指導委員会③ |
|
6月 |
学校生活アンケート① 相談希望調査③ SCとの相談② |
相談対応③ 生徒指導委員会④ アンケートの分析① |
|
7月 |
いじめ予防出張授業 相談希望調査④ 担任との面談② SCとの相談③ 生徒会絆集会 |
相談対応④ 生徒との面談② 生徒指導委員会⑤ |
いじめ予防出張授業 (愛知県弁護士会) 1学期保護者会 (学校生活アンケートの説明) 個別面談(全員) |
8月 |
いじめ防止に関する資質向上の校内研修 生徒指導委員会⑥ |
||
9月 |
相談希望調査⑤ SCとの相談④ 小中合同運動会 |
相談対応⑤ 生徒指導委員会⑦ |
|
10月 |
相談希望調査⑥ 担任との面談③ SCとの相談⑤ 駅伝大会 後期生徒会総会 後期自治会総会 情報モラル教室② |
相談対応⑥ 生徒との面談③ 生徒指導委員会⑧ |
|
11月 |
相談希望調査⑦ SCとの相談⑥ 学校生活アンケート② 豊煌祭 |
相談対応⑦ 生徒指導委員会⑨ 郡小中高等学校生徒指導研修会 アンケートの分析② |
郡小中高等学校生徒指導研修会(関係諸機関) |
12月 |
相談希望調査⑧ 担任との面談④ SCとの相談⑦ |
相談対応⑧ 生徒との面談④ 生徒指導委員会⑩ |
2学期保護者会 (学校生活アンケートの説明) 個別面談(全員) |
1月 |
薬物乱用防止教室 ケータイ安全教室(情報モラル教室③) 相談希望調査⑨ 担任との面談⑤ SCとの相談⑧ |
薬物乱用防止教室 ケータイ安全教室(情報モラル教室③) 相談対応⑨ 生徒との面談⑤ 生徒指導委員会⑪ |
薬物乱用防止教室 ケータイ安全教室(情報モラル教室③) |
2月 |
相談希望調査⑩ SCとの相談⑨ 学校生活アンケート③ |
相談対応⑩ 生徒指導委員会⑫ アンケートの分析③ |
|
3月 |
予餞会 相談希望調査⑪ 担任との面談⑥ SCとの相談⑩ |
相談対応⑪ 生徒との面談⑥ 生徒指導委員会⑬ 小中生徒指導連絡会 |
3学期保護者会 (学校生活アンケートの説明) 個別面談(希望者) |
8 その他
・学校ブログ、学校短信、学級通信等を通じて、保護者・地域への情報の発信
・教員のいじめ防止に関する資質向上に資する校内研修の実施