「保存食として活用されてきた豊根村の食材を生かした郷土料理を味わう学校給食の日」
ごらんのタイトルのような、学校給食週間の特別メニューでした。
保存食とはいえ、郷土の料理。たいへんおいしくいただきました。
鮎の甘露煮は、今年職業講話でお話をいただいた設楽淡水漁業協同組合のものです。
「こんだて表」より
豊根村は寒さが厳しいため、昔は冬に野菜や魚を手に入れることはとてもたいへんなことでした。そのため、寒くなる前に食材を加工(乾燥・漬物など)して冬に備えました。
例えば大根を切干大根にしたり、鮎やアマゴを干し魚にしたり。そして、これらの食材を工夫して使い、おいしく調理したものが郷土料理となりました。
先日、ナイトサークルで、自家製こんにゃくの講習会をしたのも、関心のある生徒に、郷土料理の伝統を継承していただくという目的もありました。