本校は、愛知県教育委員会から、「夢をはぐくむ あいち・モノづくり体験事業」をの委嘱を受けています。この事業は、高学年の児童が、モノづくりを直接体験するとともに、モノづくりの達人から、「仕事に対する心構え、努力していること、小学校で学んでほしいこと」などの話を聞き、働くことや学ぶことへの基盤を目的としています。
本校の5年生は、本年度、総合の時間で「みどり」にふれる活動を行っています。このモノづくりでは、地域のみどりを生かした産業を知り、達人から技と生き方を学ぼうと考えています。
本日は、その一環として田口高等学校へ出かけ、木から木材になるまでの過程を教えていただき、ヨウカン台を作る練習をさせていただきました。
帯ノコの説明をしていただいた後、製材の体験をしました。
製材の体験をした後、達人からスギとヒノキの違いなどを教えていただきました。
その後、インパクトドライバーで木ねじ打ちの練習をしました。木材のどの面に打つとよいのか実際の木材を手にしながら教えていただきました。
インパクトドライバーで木ねじ打ちを失敗すると木がへこんでしまいます。このへこみは直すことができません。「取り返しがつかないもの=製品ではない」という達人の気持ちが伝わってきました。
子どもたちも真剣に練習をしました。始めはなかなかまっすぐに留めることができませんでしたが、練習をくり返していきながら上達していきました。
ブックスタンドができました!
来週は、田口高等学校の生徒たちが来校し、一緒にヨウカン台を作ります。
達人の技や製品に対する思いをたくさん学び取りたいと思います。