11月26日(金)公開授業研究会
本年度は、研究主題「かかわりの中で主体性を発揮し、豊かに自分を表現できる子ども」の3年次として、各学年部でめざす子どもの姿を設定し、授業を公開しました。
低学年部では、「対象とかかわることで自分の考えをもち、伝える子ども」をめざす子どもの姿としました。
1年生算数「たすのかな ひくのかな ~おはなしをつくろう~」では、算数のお話作りに集中して取り組み、友だちに伝えようとする姿が見られました。
2年生体育「ビューンと フワッと とんでみよう ~跳の運動遊び~」では、友だちと協力して自分たちで運動の場をつくり、自分の跳び方を友だちに伝えようとする姿が見られました。
中学年部は、「友だちとかかわり合いながら自分の考えをまとめ、伝え合う子ども」をめざす子どもの姿としました。
3年生社会「くらしを支える人々」では、地域のお店屋さんで調べたことをもとに、牛乳の買い方をシミュレーションし、友だちと話し合うことで、消費者として地域とのかかわりを考える姿が見られました。
4年生総合的な学習の時間「地球にこうきしん 知り隊!やり隊!伝え隊!」では、今まで世界の国々について調べ、体験したことをもとに、各国の食生活を写した写真をもとに話し合い、途上国と先進国の違いに気づく姿が見られました。
高学年部は、「友だちとのかかわりの中で自分をふり返り、豊かに自分を表現できる子ども」をめざす子どもの姿としました。
5年生算数「変身する分数 ~同分母と異分母~」では、これまでの学習と友だちのかかわりの中で見つけた方法を使って問題を解き、自分の考えを見つける姿が見られました。
6年生国語「太一の生き方 ~海のいのち~」では、文章を根拠に自分の考えと友だちの考えを比べて聞き、自分の考えの変化に気づいていく姿が見られました。
授業者と語る会では、参観の先生方から忌憚のないご意見をいただき、今後の授業づくりに向けて気持ちを新たにすることができました。