後編です。樹脂粘土とアクリル絵の具を上手に使っての作品となります。
佐藤歩睦さんの作品「キンモクセイ」
「金木犀の花の色を少し変えたり、花を集めておいたりして金木犀を表せたと思います。色合いにも気をつけられました。」今にも金木犀の良い香りがしてきそうな和菓子になりましたね。
村松遼君の作品「空」
「造形を入れてないほうの雲を描くのが大変でした。立体的に見るためにモールドが入っている方から見てください。」夕日と青空との絶妙な色の混ざり具合を根気強く表現することができましたね。
青山さくらさんの作品「食欲の秋」
「顔のパーツを同じように作ったり、細かいパーツをくっつけるのが大変でした。色合いにも気をつけて丁寧に作れました。」細かなパーツも根気強く作ることができましたね。しわもなく、とてもきれいです。
熊谷紀宏くんの作品「秋のハリネズミ」
「僕は背中のとげとげをきれいにしようとがんばりました。タイトルは秋なので、秋の植物をたくさんつけようと思い、いろいろな植物をつけました。自分的には、細かい所をもっとリアルに作れるようにしたかったです。次は他の動物でも和菓子を作ってみたいです。」秋の木の実や葉をたくさんつけたハリネズミ、とてもかわいらしいですね。
鈴木莉夢くんの作品「秋のいやし」
「デザインを特にがんばって、見た目が良くなるようにしました。和菓子の質感をリアルに再現したくて、つるつる過ぎず、ざらざら過ぎずちょうど良いぐらいにできました。」キツネのしっぽに紅葉、ドングリなど、秋が盛りだくさんの華やかな和菓子にすることができましたね。