学力テストでははかりしれない、非認知的能力を育てることが、豊根中のような小規模校では可能です。
大学生のおもてなしをしてくれる有志を募ったところ、何人かが、当日の夜や翌日、大学生に豊根村のよさを伝えるべく、案内してくれました。彼らは非認知的能力を最大限に発揮して、すばらしい活躍をしました。
当日夜は、チョウザメの研究をすすめている生徒が、どうしても学生さんにマスを食べさせたいと、前から準備をしてくれました。お母さんも「勉強しないでこんなことばかり。」といいつつ、送迎を協力してくれました。
流しそうめんをするということもあって、竹でそうめんのコップを作ったり、杉でコースターを作ったりしていました。
すべて、教師の指示なく、自分たちの意思で、先生方に許可を得ながらやっていました。
一方、大学生の皆さんは、豊根村を満喫することができました。中学生の有志と、この活動を準備した特に佐々木先生、そして豊根村関係の星空案内人の皆さん、教育長さんおかげです。
きっと、ここでの交流が一生の思い出になって、いつかまた、豊根村に訪問してくださるのではないかと思います。
中学生がヒメマスのさばき方を教えています。
本校卒業生、中高一貫校の高校3年生で星の準ソムリエの生徒がメインで星空を案内してくださいました。
この日は、素晴らしい星空が広がり、木星とその衛星、土星のわっか、夏の第三角形、そして天の川など、都会では絶対に見られない星空の感動を味わっていただくことができました。
豊根村のマスコットもラウンドスタディで話題になったので、何人か、すでに知っていました。
流しそうめんは村民にお借りしました。奥三河の郷土料理ごへいもちもインスタ映えするようです。