今週で4月も終わります。次に生徒たちが学校に来るのは、5月も3分の1が過ぎた頃となります。本当に時が過ぎるのが早いと感じます。生徒たちはどう思っているのでしょうか。
さて、とがしま通信にも掲載しましたが、3年生の学級訓が『一期一会』と決まりました。一生に一度しかない中学校生活。その中で一番大切な1年間です。その時間を大切に生活したい、将来のために頑張って勉強したり、後輩のために自分から動いたり、先輩らしく行動できるのは今しかない、そんな生徒の思いが込められた学級訓です。この学級訓を実現するために担任として私に何ができるのか考えました。いくつか示したいと思います。
まずは、生徒一人一人に応じた進路指導を行っていくことが必要だと考えます。高校で頑張りたいこと、将来就きたい仕事などを明確にすることで、目標に向けて学習を進めることができると思います。高校によって異なる入試の形態、今考えている道以外の夢を叶える方法を伝えることも必要です。また、進路学習会や総合の学習を通じて、いろいろな方や考え方を知ることも生徒が自分を見つめるきっかけとなります。
次に、生徒一人一人の行動を見逃さず、どんな行動が後輩を助けたのか伝えることで、自分が後輩を助けることができたということを実感できるようにすることが必要です。後輩から頼りにされる存在、先生方から信頼される存在になることで、3年生は周りの人のために自分たちから行動できるようになると思います。
そして何よりも、何事にも悔いが残らないように取り組めるようにするということが大切だと考えます。最後までやりきったと心から言えるような取り組みになるように、生徒を本気にさせたいです。
まだまだ担任としてできることはあります。生徒の『一期一会』の思いを実現できるように、私たちの本気を伝えていきます。(貴大)
担任の先生方の「本気」が伝わる文章です。
今年、豊根中は、新たに始まる「総合的な学習の時間」、個人追究を主としたふるさと学習(キャリア教育)も本気で取り組みます。授業も生徒を「本気」にさせる支援を充実させます。(大谷)