2月28日(木)、志高寮卒寮式が行われました。3年生にとって最後の寮泊ともなりました。教育長さんから、そして寮長からお話がありました。
教育長さんからは、命の授業の講演をお聞きしたときの「五つの誓い」をはなむけの言葉としていただきました。
口は、人を励ます言葉や 感謝の言葉を言うために使おう。
耳は、人の言葉を最後まで 聴いてあげるために使おう。
目は、人の良いところを 見るために使おう。
手足は、人を助けるために使おう。
心は、人の痛みが分かるために使おう。
(命の授業の腰塚勇人氏より)
寮長からは、前回の寮自治会の立会演説会のお話を例に寮生の成長の喜びの話がありました。
「あいさつは十分できているので、これからはきまりを守ることを頑張りたい」という下級生。このように育ったのも3年生のおかげ。また、3年生は、先ほどの教育長さんの「人の痛みが分かる心」のように、下級生の立ち会い演説を人の痛みが分かる心で支えていたというお話でした。
在寮生代表、自治会長、片桐好梨さんからは、卒寮生に向けて、「私が寮の部の活動で、放送の仕方や仕事の内容がわからず困っていたときに、実際にやって見せてくれたり、一緒に仕事をしてくれたりして助けてくれました。食事のときに話したことや、学習していたときのこと、どれも私たちの大切な思い出です。皆さんが私たちに接してくれたように、後輩に明るく接し、安心して寮生活を送ることができるようにしていきます。今まで本当にありがとうございました。」という素晴らしい言葉を送りました。
卒寮生からは一人一人から言葉をいただきました。お世話になった下級生のこと、寮生活で育ったこと、自立についてそれぞれからいただきました。
こうして4名が本年度、無事、卒寮しました。