植物の話題、3つ。

1 弓道部のフェンスにきれいな花をつけたつるが伸びていました。

映画「植物図鑑」で登場する[hekusokazura]です。

名前はいまひとつですが、本当にかわいらしい花です。

残念ですが、つるの下を切ってしまったので、明日には枯れていると思います。

20180821_085429.jpg

2 続いて、「キハダ」の幹です。林業体験でお世話になっている方が、わざわざ学校教育のために届けてくださいました。教育委員さんで山仕事をされている方と、村内で切り倒したようです。

 その名のごとく、樹皮をめくると黄色の「はだ」がみえます。この樹皮の薬用名は黄檗(オウバク)。不要な部分を取り除いて乾燥させると生薬となります。ペニシリンなどの薬用成分が豊富で、強い抗菌作用があり、チフス、コレラ、赤痢などの病原菌に対して効果があるようです。そうでなくても胃腸を丈夫にしてくれる作用があります。たいへん貴重なものをいただきました。ありがとうございました。

20180821_160912.jpg 20180821_160918.jpg

20180821_160951.jpg 20180821_161009.jpg

3 最後は、百日紅(さるすべり)です。どうしてこのような名前がついたかは、この樹木の幹を見ればわかります。

この写真は数日前です。生徒玄関の裏から体育館に渡る通路の脇に立っています。ちょうど、生徒達が学校に来ない時期に満開となるので、誰もこの花の美しさに気づいていないかもしれません。

すでに、出入りの植木屋さんが、上手に剪定してくださり、花については、跡形もありません。また、来年の8月の上旬までお待ちください。(サルが登れない幹は、年中みられます。)

20180807_080306.jpg

2020年10月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

月別 アーカイブ

配布文書