郡内の2年生と田口高校生を対象に開かれるお仕事フェアに参加するのも今年で2回目となりました。田口高校の中高一貫教育に関連した行事です。
豊根中の2年生は熱心に、地元企業の説明を聞いていました。担任の先生が、喜んで伝えてくれました。
将来、一人でも多くの生徒が地元に帰ってきて欲しいという願いもありますが、そうでなくても、高校生や大学生になったときの、就職活動の予習にもなるような体験でした。
昨年度、前任校の生徒の一人が、豊根村の企業「熊谷建設」の説明に、とても感動していました。今年も「熊谷建設」のブースがありました。
他には茶臼山高原協会や郵便局、警察署などのブースがありました。
これも個人的な話題ですが、説明している担当者の中には教え子もいたりして、地元で一生懸命がんばっている姿に感銘を受けました。
ステージ上では特別ブースもありました。(写真は椅子のみ)
昨年度、参加したときは、保護者向けの就職活動の概要を説明していました。有名企業への就職は限られた有名大学だけで埋まってしまう。お子さんの将来を考えたとき、有名企業への就職にこだわらず、お子さんが力を発揮できる企業への就職を、親も応援すべきだという説明が印象に残りました。
今の中学生が大人になったとき、人工知能がかなり進んでいて、職業や働く姿も大きく変わっていると思います。新学習指導要領はそこも見据えたカリキュラムになっています。中学生の将来のために、教職員の研修も大切だと、改めて感じました。