地元の方から食について学ぶ「ようこそ先輩」 「豊根村のチョウザメ養殖の取組を知ろう」を通して

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11月21日(火)本年度2回目の「ようこそ先輩」を実施しました。今回のテーマは「豊根村のチョウザメ養殖の取組を知ろう」です。豊根村が2012年から養殖に取り組んでいる「チョウザメ」について学びました。全校調理実習では道の駅「レストランふるさと」からお招きした3名の方を講師にチョウザメのアラを活用した料理を学びました。献立名は「ロイヤルフィッシュボールと豊根の食材てんこ盛りスープ」です。チョウザメのアラをすり身にして油で揚げた団子を使ったスープです。チョウザメの軟骨のコリコリとした食感がよく、とてもおいしいすり身団子でした。また、じゃが芋・玉ねぎ・にんじん・しいたけ・かぼちゃ・トマトなど豊根村で収穫された食材をたくさん使用しており、どの食材もスープに合っていました。調理に参加した生徒たちの体と心をポカポカと温めてくれました。

調理実習後は豊根村役場地域振興課長さんを講師に豊根村のチョウザメ養殖の取組について学びました。豊根村の取り組みを知った生徒たちは、「豊根村の環境がチョウザメの飼育に適していることが分かりました。」「チョウザメからキャビアがとれるまで9年以上もかかるなんて驚きました。」「2020年に向けてキャビアの商品化を頑張ってほしいと思います。」などと感想を述べていました。

この日は、学校給食でも「チョウザメフライ」を実施し味わいました。チョウザメについて学ぶだけでなく、高価なチョウザメを食べさせていただけたことにも心から感謝しています。「村のために協力できることがあればしたいと思います。」と生徒の一人がつぶやいているように、全員がそう感じることのできた学習会でした。

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