7月6日,「ようこそ先輩」が行われました。
今回の「ようこそ先輩」は,「豊根村の農業を知ろうー豊根村の地域おこし協力隊の取組からー」と題して,役場地域振興課の方,地域おこし協力隊の5名の方にお越しいただきました。
4時間目は,地場産物のトマトを使った簡単料理「トマト丸ごとおでん」の調理実習を行いました。湯むきしたトマトをコンソメスープで煮るという簡単料理でした。
給食のとき,「トマト丸ごとおでん」を試食しました。トマトが苦手な子も,「いつもより食べやすかった」と感想を話しました。チーズやパセリを散らすことで,いっそう風味が増して,おいしかったです。
そのあと,学習を行いました。地域おこし協力隊の概要について,地域おこし協力隊が取り組んでいる農作業について学びました。地域おこし協力隊の方からは,農作業を通して学んだこととして,2つのことを話されました。
1つは,「苦手なことをがんばること」,苦手なこともポジティブにとらえることで,物事の見え方が変わる。
2つめは「食べられることの喜びを感じてほしいこと」「食べられることはあたりまえではないこと。」特に,都会の人は生産者の顔が見えないので,豊根村に住んでいることで,生産者の顔が見えるところで食べられることは恵まれている。
2年生の女子は感想のなかで,
「生産者の顔が見えるということは,私たちは,よい環境のなかで暮らしているのだと思った。」
「祖父,祖母がしている野菜作りを手伝ってみようと思った。」
と話しました。
食育として学ぶだけでなく,郷土,豊根村について学ぶ機会となりました。