12月8日(火)に、国立天文台による出張授業「ふれあい天文学」が開催されました。
この「ふれあい天文学」とは、実際に、宇宙・天文分野で研究をされている方が学校を訪れ、天文学の魅力を後世へ伝えるという国立天文台が行っている取り組みで、今回、豊根中学校で行われました。
今回講師として、国立天文台野辺山宇宙電波観測所の齋藤泰文さんが来校され、宇宙の不思議や魅力、また野辺山宇宙電波観測所で実際に観測されたブラックホールのなぞについてお話をしてくださいました。
また、前日の12月7日(月)には、茶臼山へ行って「星空観察会」が行われました。斎藤さんが冬の星空を丁寧に案内してくださいました。
「星空観察会」の様子
薄い雲が出ていましたが、冬の星座、プレアデス星団(通称すばる)、アンドロメダ銀河、オリオン大星雲などを、双眼鏡や望遠鏡を使って観察することができました。
<国際宇宙ステーション>
ISS(国際宇宙ステーション)を見ることができました。ISSが飛行している様子が肉眼でも確認できますが、カメラで撮影すると軌跡が白い線のよう に写ります。
<プレアデス星団(すばる)>
<カシオペア座とアンドロメダ銀河>
左側にカシオペア座が、右上にぼんやり白く見えるものがアンドロメダ銀河です。
<オリオン座>
オリオン座の小三ツ星付近にあるオリオン大星雲を双眼鏡や望遠鏡で観察しました。望遠鏡で観察すると白く雲のように見えます。
<冬の天の川とアンドロメダ銀河>
雲も消えて、きれいな天の川を見ることができました。
<星空観察の様子>
双眼鏡や望遠鏡を覗いたり、星座早見表を見ながら星座を探したりとそれぞれが星空を楽しみました。
「ふれあい天文学」の様子
野辺山宇宙電波観測所で実際に観測されたブラックホールのお話や、天文学の基礎について分かりやすくお話をしてくださいました。