おだやかな春の風が吹き、佐久間ダム湖がきれいに輝いて見えます。そんなすばらしい天候のもと、小中ともに最後の修了式を行いました。またその後、小中合同のお別れの式を行いました。
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小学校の修了式では、子どもたちががんばり発表(①1年間の頑張り ②意気込み!)をした後、原田校長先生が修了証を渡しました。
【Sさん】①担当として区内清掃を頑張った。自分から意見が言えたこと。(2学期以降)
②「皆」来年もみんなと仲良く、協力して
いきたい!
【Kくん】①「元気」みんなと仲良く遊べた。「協力」料理の準備や片付けが協力してできた。「真剣」授業中、真剣に学習できた。
②「優」みんなに優しくしたい!優しく声かけしたい!
【Tくん】①全校遊びの司会が大きな声でできた。(2学期以降)
②「元」元気に遊び、野球やサッカーなどを頑張りたい!
【Iさん】①積極的にいろいろなお手伝いができた。
②「希」希望に向かって、できることを頑張りたい!
【Tくん】①あいさつを頑張った。(2学期以降)
②「夢」Jリーグのサッカー選手になるため、頑張りたい!
【Yくん】①算数…テストを頑張った。
【Rくん】①文化芸能発表会…劇の台詞がしっかり覚えられた。
【Yくん】①スキー…初めてのスキーを頑張った。続けたい!
【 Tくん】①運動会…徒競走を頑張った。走るのをもっと速くしたい!
その後、原田校長先生が次のような「式辞」を述べました。
○一年を振り返っての児童発表…しっかり発表できました。立派です。
○「さあ、元気!」
・「さ」…さわやか挨拶。絶対に大事なことです。挨拶は、自分でやろうと思わないとできません。人と出会う時、挨拶から始まります。常に大事なことです。相手より、先に挨拶をするとよいです。スポーツでは、礼儀作法が重要視されます。
○一番良いところ
・学年に関係なく、一緒に活動するよさがあります。自分の立ち位置を考えて行動することを経験してきたはずですね。
・人が困っている時、すぐに手を差し伸べることができるのは、素晴らしいことです。思いやりは、思っていてもなかなかできません。実行できる勇気をもつといいですね!
○4月からそれぞれの学校で…
○2年間で延べで18人の子どもたちと出会いました。個性的で面白い子ばかりでした。マラソン大会での全力プレーに感激しました。指導・支援してくれた先生方にも感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
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中学校の修了式では、一人体調を崩して欠席したのが残念でしたが、他の4人が立派に修了証を受け取り、1年間の思い出や学んだこと、今後がんばりたいことなどを発表しました。
中1A子:「みんなで野菜を育て、みんなで案を出し合って行った子ども村祭りが一番の思い出です。富山で、何かしてもらったときに『ありがとう』と言えるようになりました。今後は勉強をがんばったり、責任をもっていろいろなことに取り組んだりしたいです。」
中1N男:「富山でのいろいろな活動を通して、状況判断ができるようになりました。勉強や宿題があまりできなかったので、来年は塾に通ったりして、特に英語や宿題をがんばりたいです。」
中2T子:「みんなや先生方が助けてくれて、子ども村祭りが大成功したことが一番の思い出です。来年も先頭に立ってできることを見つけたいです。また、高校受験に向けて目標を持って勉強に取り組みたいです。」
中2M男:「富山での生活を通して、字が丁寧に書けるようになったり、自分から話すことができる ようになったりしました。3学期にはリーダーとして責任を果たすこともできました。富山での経験を生かして、地元へ帰っても周りとうまくコミュニケーションをとれるようにしたいです。」
「修了証を渡しながら、今年一年いろいろなことがあったけれど、みんなよくがんばったなあと思いました。
A子さんが言ったように、『ありがとう』といえることはとても大事です。『ありがとう』という言葉は次につながるとてもよい心のあり方です。言いかえれば感謝のないところに次への進歩はありません。みなさん、これからも『ありがとう』の言葉と気持ちを大事にしましょう!
また、みんなの話に、次にこうしたいというものがたくさん出てきました。できる、できないではなく、そうした気持ちをもつことが大事ですね。昔は15歳になったら一人前とみなされました。ところによっては今も二分の一成人式を行いますね。そろそろ自立して、自分でこうしていこうとする気持ちを高める時です。
富山で学んだことを大事にして、次の場所でもがんばってください。みなさんのがんばりに期待します。」
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小中合同お別れの式では、先生たち一人一人が、子どもたちに向けてのメッセージやお礼、今後に期待することを話しました。多少長い時間だったと思いますが、子どもたちが真剣に聞き入ってくれてうれしかったです。
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さて、学校での行事は、残すところ閉校式のみとなってしまいました。みなさんの心があたたまるような、最高の閉校式にしたいと思います。
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