2013年12月アーカイブ

2学期終業式(H25.12.20)

終業式では、小学生も中学生も全員が元気に参加し、2学期のがんばりや今後の抱負を堂々と発表し、よい締めくくりができました。

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小学校の校長先生は式の中で、「学校は自分を鍛える場所です。今日のがんばり発表のように、いろんな場面で自分を出すことは大事なことです。こうした経験を今後も生かしていきましょう。」と話しました。

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中学校の校長先生は、「2学期は、全員が協力して、何事にも粘り強く取り組み、健康で明るく過ごせました。冬休みは、家の手伝いをがんばり、地域の行事に積極的に参加しましょう。そして、家族のだんらんを楽しみ、健康な生活を送ってください。」と話しました。

3学期も全員が元気に登校して、冬休みの思い出を語ってくれるとを信じています。2学期間、ありがとうございました。3学期もよろしくお願いします。

文化芸能発表会(25.12.14)

今年も富山地区の小中学生や地域の方、山村留学の関係の方々などなど、大勢が集まって、文化芸能発表会が開催されました。

小学生はオープニングで息の合った長縄跳びの演技(ダブルダッチ)、続いて力強い太鼓の演奏、「キリマンジャロ」などのきれいな音楽発表などで観ている方たちを魅了しました。

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そして全児童で演じた劇「甚兵衛ぎつね」は、笑いあり、感動ありで、会場のみんなが楽しめたことと思います。

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中学生は職場体験や海外研修で体験したことや学んだことを発表しました。ゆっくりと聴き取りやすい声で発表できるように練習してきた成果が表れていたと思います。

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華やかな衣装を着て、体育の授業で創作したダンスも披露しました。練習の成果が表れ、大きな動作で演じることができ、会場のみんなも元気をもらえたことと思います。

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午前の部の最後は、小中学生全員による合唱でした。小学校1年生から中学校3年生までの18人が心地よいハーモニーを奏で、小中学校の演技を締めくくりました。

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午後の部は、地域の方たちの発表でした。バンドや大正琴の演奏、歌や合奏、手品やダンス、大喜利などなど、そしてとりは「頑固一徹親父組」の『侍ソーラン』と、どれもプロのような演技力で、大盛り上がりでした。

このように今年の文化芸能発表会も大成功でした。関係者の方、演じてくださった方、応援にかけつけてくださった方、ありがとうございました。

富山地区の家庭教育推進協議会主催の映画会が開催され、児童生徒や保護者の方、指導員さんたち、総勢40人ぐらいが集まって、映画『はだしのゲン』を観ました。はじめに地域活動部長の安井さんから、「戦争は、貧困や食糧、内乱、宗教など様々なことが原因で起こります。そして一旦始まるとなかなか終わりません。」とのお話をいただき、上映を開始しました。

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映画センターちゅうぶの方が本格的な機械を準備してくださり、大画面での迫力ある映像にみんなひきこまれました。感じることも多かったことと思います。

上映後、原田校長先生が、「この映画から私は、『戦争は絶対にしてはいけないこと』『どんな時にも夢や希望を捨ててはいけないこと』というメッセージを受け取りました。」と話しました。それぞれ感じる部分は少しずつ違ったと思いますが、戦争のことや原爆のことを知り、それらについて考えるよい機会になったと思います。企画してくださった方々、ありがとうございました。

去る11月2日(土)の子ども村祭りでは、大勢の方にご参加いただき、ありがとうございました。子どもたちが作って振る舞った料理も、みなさんが「おいしい」と言って食べてくださったので、うれしくて大満足でした。その中でも「こんにゃく」がおいしくて人気もあったようなので、来年度もこんにゃくいもを育てて、こんにゃくを作ることにしました。

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今年度育てて残ったこんにゃくいもを、来年度につなげようと、農園区のメンバーが心をこめて植えました。

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その後、玉ねぎや長ネギの苗も植えました。これらも来年度の子ども村祭りの食材として使えたらと思います。

来年度も11月の第1土曜日に「子ども村祭り」を計画しています。おいしいこんにゃくや料理、楽しい企画等にご期待ください!

人権について考えました(H25.12.5)

12月4日(水)~10日(火)は『人権週間』です。そこで、5日(木)には、朝礼で校長先生の講話と、その後道徳や社会でも人権問題にかかわる授業を行いました。

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校長先生からは、「人間には自由に生きていく権利があるんだけど、それをじゃまされて辛い思いや悲しい目にあったり、時には死んでしまったりする人がいます。これらが人権問題です。一番大事にしてほしいのは、自分の命を大切にすることです。それが相手を大切にすることにもつながると思います。」との話がありました。

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道徳では、『未来への虹』という「ハンセン病」の問題を取り上げたアニメをみて、ハンセン病で苦しんできた人たちの心情や、そのような問題が起こる原因について考えました。以前ハンセン病の患者だった人の「一度広がってしまった差別や偏見は消えない。」という言葉や、その人の話を聞いた男の子の「ハンセン病についての正しい事実をみんなに伝えるよ。ぼくにできることをやってみたいと思う。」の言葉に考えさせられました。

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さらに次の社会科の授業では、『未来への道標』という「ハンセン病」の問題を取り上げた実写ビデオをみて、ハンセン病についての事実を学び、その問題が今も続いているということも知りました。「ハンセン病はらい菌による感染症です。この菌が病気をおこす力はとても弱く、日常生活でうつることはありません。また、発病しても、治療薬があり、3日か4日で完治する病気です。」これが事実です。同じような問題を起こさないためにも、事実を正しく伝えていくことが大切ではないでしょうか。

11月29日、本年度の第2回学校保健委員会を開催しました。本校では、「『さあ元気』な富山の子どもをめざして」というテーマのもと、児童生徒や保護者、地域の方、学校三師の先生方、スクールカウンセラーの先生、職員などが参加して、心や体の健康について理解を深めたり、そのためにできることをやろうとする気持ちを高めたりしてきました。今年も「心が温かくなるコミュニケーションの力をつけよう」というサブテーマで3回の学校保健委員会を行う計画で、その2回目が今回です。

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今回は児童生徒を4つのグループに分け、それぞれがトラブルの起こった場面を想定し、「自分も相手もうれしい伝え方」を話し合い、発表し合いました。

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 ③木べらで粘りAグループ(内容:休み時間のできごと)

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 ③木べらで粘りBグループ(内容:授業中のできごと)

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 ③木べらで粘りCグループ(内容:掃除中のできごと)

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 ③木べらで粘りDグループ(内容:朝のあいさつの話)

終了後のアンケートでは、「いい言葉が出て、みんな心が温まったみたいでよかった。」、「本当に学校生活の中でこのようなことがあると思います。なのでこの話し合いを生かしたいです。」などと、トラブルを身近なものと感じ、素直な感想を出すことができました。

「今までイライラしている時は、ついつっけんどんな言い方をしてしまったことが何度もあったので、今回の授業を受けて、今後はイライラしている時でも、相手のことを思って行動したいです。」と今後に生かそうと意欲を高めた子どもも多くいました。

「自分だけがよいと他の子がいやな思いをするので、お互いに気をつけないといけないと思いました。私は、相手も自分も明るく元気に過ごせるよう、話し方を工夫していきたいと思います。」と、『自分も相手もうれしい伝え方』を感じ取った子どももいました。

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第3回の学校保健委員会を3月1日に予定しています。本年度のまとめとして多くの方からご意見をいただければと思っています。よろしくお願いします。