人権について考えました(H25.12.5)

12月4日(水)~10日(火)は『人権週間』です。そこで、5日(木)には、朝礼で校長先生の講話と、その後道徳や社会でも人権問題にかかわる授業を行いました。

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校長先生からは、「人間には自由に生きていく権利があるんだけど、それをじゃまされて辛い思いや悲しい目にあったり、時には死んでしまったりする人がいます。これらが人権問題です。一番大事にしてほしいのは、自分の命を大切にすることです。それが相手を大切にすることにもつながると思います。」との話がありました。

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道徳では、『未来への虹』という「ハンセン病」の問題を取り上げたアニメをみて、ハンセン病で苦しんできた人たちの心情や、そのような問題が起こる原因について考えました。以前ハンセン病の患者だった人の「一度広がってしまった差別や偏見は消えない。」という言葉や、その人の話を聞いた男の子の「ハンセン病についての正しい事実をみんなに伝えるよ。ぼくにできることをやってみたいと思う。」の言葉に考えさせられました。

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さらに次の社会科の授業では、『未来への道標』という「ハンセン病」の問題を取り上げた実写ビデオをみて、ハンセン病についての事実を学び、その問題が今も続いているということも知りました。「ハンセン病はらい菌による感染症です。この菌が病気をおこす力はとても弱く、日常生活でうつることはありません。また、発病しても、治療薬があり、3日か4日で完治する病気です。」これが事実です。同じような問題を起こさないためにも、事実を正しく伝えていくことが大切ではないでしょうか。