愛知教育大学の「Dr.Magic」こと戸谷先生と学生6人(きんたさん、たっきーさん、黒やぎさん、白やぎさん、ミッツさん、こぼりんさん)が来て、理科の出前授業をしてくださいました。
学生のみなさんが授業の一環として、子どもたちに楽しく安全な理科の実験を見せ、未来の先生になるための修行をしようとするものだそうです。
あいさつがわりに、楽器の演奏に合わせて「さんぽ」の替え歌を歌ってくださいました。
それから、「9つのマジック」が始まりました。
①密閉爆発~ロケット&爆発する炎&アルコール鉄砲
「空気と燃えるガスをある割合で混ぜると爆発する」という性質から、エタノールやガソリン、ウイスキーなどを爆発させてロケットを飛ばしたり、鉄砲をうったりしました。
あああああああアルコール鉄砲あああああああああああああアルコールバズーカ
②自動虹色変色
ペットボトルに入っている液体が、「魔法の素」を入れると紫色から赤へと、虹のように順番に変わっていく様子を見ました。
ああ「虹の七色、順番に言えますか?aあ「せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し」と覚えます!
これは液体がアルカリ性から酸性に変わることによって起こったそうです。
③ニッケル忍者の木の葉隠れの術
「ニッケル忍者」が1枚ずつ葉っぱをくっつけると色が、青、紫と変わり、逆に風が吹いて葉っぱがはがされれると元の色に戻っていくというものです。
あああああああああ葉っぱを1枚入れると青色に、もう1枚入れると紫色に!
あああああああ風が吹いて葉っぱがはがされると、もとの色にもどっていきます!
④振とう色変化の中瓶4姉妹
4つの瓶に入った液体を振ると色が変わるという実験です。1回で変化するものと、10回ぐらい振ると変化するもの、2回も色が変化するものなどがありました。
あああもとは黄色だった液体が、少し振ると赤色に、そしてもう少し振ると緑色に・・・
液の中に砂糖と色バスターズが入っていて、瓶を振ると酸素と色バスターズがくっついて色が変わり、そのまま置いておくと酸素が砂糖にくっついてもとの色にもどります。
⑤時間差瞬間着色
最初は無色透明の液体に魔法の液を入れてしばらくすると、まず1つ目の液体が一瞬にして真っ黒に、そしてまたしばらくすると、2つ目も真っ黒に変わりました。あっという間のことでびっくりでした!
これは小学校の理科でも学習するヨウ素でんぷん反応を時間差で起こしたものだそうです。
⑥オレンジパワー注入!
発泡スチロールにオレンジのにおいのする液体を入れて混ぜると、発泡スチロールが跡形もなく溶けてしまいます。発泡スチロールとそっくりなポリウレタンというもので同じことをやっても溶けません。
あCCレモンのようなにおいだ。ああああれ、溶けていく!ああああウレタンとどこが違うの?
オレンジの皮からつくったオレンジオイルは、発泡スチロールを溶かすはたらきがあるそうです。
⑦熱いところから出る光~花火の色の秘密
花火の色など、熱いところから出る光は、金属などが炎の中で燃える時に出る色(炎色反応)だそうです。
例えば銅は緑、カルシウムはオレンジの光を出します。とてもきれいな光にみんな見入っていました。
⑧冷たいところから出る光~ケミカルライトの秘密
お祭りの出店やコンサート会場でよく目にしますが、折ったり曲げたりすると一定時間光をだすもののことを「ケミカルライト」というそうです。これは触っても熱くありません。それと同じものを4種類の液体で作ってくださいました。
光る液の素と光らせる液が混ざると、反応が始まって光が出るそうです。触っても冷たいことを確認しました。
⑨瞬間消滅~魔法の綿
魔法の綿に火のついた線香をつけると、一瞬にして綿が消えます。あっという間のことで目を疑ってしまいます。
魔法の綿はけむりの出ない火薬のような物で、一瞬にして燃えてしまうから、手が熱くならないのだそうです。
燃える瞬間には炎が出ます。三室先生はみんなの4倍の量の綿でやったので、激しく燃えるのが見えました。
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このように、9つのおもしろびっくりな実験を見せていただき、たった3時間でしたがとても勉強になりました。
そして、「紫外線チェックビーズをつなげたストラップ」や「元素周期表」などのお土産もいただきました。最後は、戸谷先生のすばらしいクラリネットの演奏を聴かせていただきました。
戸谷先生をはじめ、愛知教育大学のみなさん、感動の3時間をありがとうございました。