食べ物を粗末にすることは、命を粗末にすること!(H27.1.30)

給食週間の最終日には「とみやま給食」として、「ゆずみそからあげ」「栃もちのおしるこ」が出て、おいしくいただきました。

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ほとんどの子が給食を食べ終わった頃、涼子先生が26日に出した質問(「いただきます」、「ごちそうさま」はどうして言うの?)をもう一度子どもたちに問いかけました。

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中学生のT子さんは、「食材はすべて命があって、それをいたたくから、『いただきます』と言うのだと思います。」と。小学生のK男君は、「食材を作ってくれている人に感謝の気持ちをこめて『いただきます』『ごちそうさま』を言うのだと思います。」と答えました。2人ともよく考えて発表できました。

それから涼子先生が、著書『自炊男子~「人生で一番大切なこと」が見つかる物語~』を引用した文章をP1420928紹介しました。

『「いただきます」、ごちそうさま」をなぜいわないといけないか分かりますか?

※「いただきます」の意味の一つは、「作ってくれた人の命をいただく」ということです。命とは時間です。

ある人が80歳で亡くなったとしましょう。ということは、80年間という時間が、その人の命だということです。

今朝、みなさんのお母さんは、30分かけて朝ご飯を作りました。今日の夕方1時間かけて夕ご飯を作ります。その朝ごはんにはお母さんの30分ぶんの命、夕ご飯にはお母さんの1時間分の命がこめられています。・・・

※食べ物を粗末にすることは、作ってくれた人の命を粗末にすることです。

心を込めて、「いただきます」、「ごちそうさま」を言いましょう!食べ物を作ってくれた人に感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

最後に涼子先生が、「自分の命の時間を使って給食を作ってくださっている調理員さんたちは、みんなが心をこめてあいさつをしてくれるととてもうれしいと思います。そして『とみやまの味』をこれからも忘れないでください。」と締めくくりました。