「方言」ってなつかしい思いがするね(H27.2.3)

今週は月曜日に電車が遅延した影響で、2月3日(火)に朝礼を行いました。大瀧教頭先生の講話でした。次のような内容です。P1430027

「今日は方言についての話をします。みんなの先輩の文集を読んでいると、特にかっこ書きで書かれている言葉で、意味が分からないものが出て来ます。また、私たちと話していてすぐに意味が分からなかった言葉もあったと思います。

例えば、『なべさら』です。『なべさら、持ってきて』と言われて、なべとおさらを持っていけばいいと思う人、手を挙げてください。(山留生が5人ぐらい手を挙げる)実は『なべさら』とは『なべごと』ということなのですね。『皿ごと持ってきて』と言いたいときは、『さらさら、持ってきて』というのです。(笑)

P1430034次に最近方言だと知ってびっくりしたのだけれど、『しんで』という言葉です。特に女性によく言われました。何人かの女性に、『しんで、しんで』と言われるとびっくりしますよね。『しんで』とは『やめて』という意味ですね。

最後に『あ~ほ~(かん)』という言葉です。関西の人が聞いたらばかにされたと思ってびっくりしますよね。

これらの言葉は方言です。方言も共通語も両方とも正しくて、両方とも大事にしたいですね。その土地の特別な言い方というものがあるので、それはそれでそういうもんなんだなあと受け止めることも大切です。

話は少し変わりますが、私は三重県の津市にある大学に通っていて、その時の友達に『はてな』という駅P1430035があると聞き、うそだと思って行ってみたら、このように書かれていました。(右の写真)

津から家へ帰る時、近鉄、名鉄と乗り継いで、飯田線に乗った時にはほっとしました。聞き慣れた言葉がいっぱい聴こえてくるからです。みんなも富山を離れることがあると思いますが、帰ってきて富山の言葉を聞いたとき、なつかしく思うと思います。山留の人が地元へ帰った時もなつかしく思うと思います。

方言を大事にして、なつかしく思えるようになるといいですね。