卒業式を2週間後に控えた中学3年生2人への感謝の気持ちを込めて、小中学生全員で「中3年生を送る会」を行いました。
まずは全校会食です。中3の2人が考えたリクエスト給食を小中学生全員で食べました。久しぶりに集会室での会食。楽しく話しながらおいしくいただきました。
給食の後はレクリエーション。まずはグラウンドで、最近はやりの「バナナ鬼」をやりました。鬼にタッチされたらバナナの格好をして立っていて、味方にタッチしてもらうと復活できるというゲームです。小中学生全員が元気にグラウンドをかけ回りました。
次に集会室に戻って、毎回定番になっている「何でもバスケット」をやりました。「昨日、10時までに寝た人?」とか「服に青い色が入っている人?」などと、少し考えないと判断できない内容もありましたが、みんな遅れても正直に動いているのが印象的でした。
レクリエーションが終わったら、各学級の出し物です。
中1・2年生はショートコントで笑いをとりながら、最後に『ありがとう』の気持ちを伝えました。「いつも相談に乗ってくれたり、下級生を引っ張ったりしてくれて、ありがとう。分からないところを教えてくれてありがとう。放課に一緒に遊んでくれてありがとう。いつも分かりやすく指示をだしてくれてありがとう。」
小5・6年は、ベレー帽や楽器などを出し、中3年生に関するクイズをして、感謝の気持ちを伝えました。「2人の誕生日は?」、「K子さんの好きなアイドルは?」、「S子さんの4番目
に好きなアンパンマンのキャラクターは?」などとの質問に、2人がニコニコしながら正解を発表しているのが印象的でした。
小3年生は、「S子さんは絵がとても上手です。K子さんは料理が上手です。・・・」と2人のよいところを言った後、技術室へ行って上着を脱いで登場!おなかに貼った文字を読むと、『い・ま・ま・で』となり、背中を向けると、『あ・り・が・と』、あれあれ『う』がないよと思っていると、T男君が上着の裏にある『う』の文字を見せてくれました。これで『ありがとう』の完成!みんながあったかい気持ちになりました。そして中3年生へのプレゼントとして、みんなが心を込めて書いた寄せ書き(色紙)を渡しました。
3学級の出し物を見た中3年生の2人は、「これまでの2年間は送る方の立場だったので、今日はなんか不思議な感じがして、とても楽しかったです。ありがとうございました。」、「みんなにこんなに祝ってもらえるなんて本当にうれしかったです。今日の会のことはずっとずっと忘れません。ありがとうございました。」とお礼の言葉を言いました。
村井校長先生は、「みんなが今年一番の笑顔で楽しそうにできました。3年生の2人も感激しています。本当によい会でした。あと2週間で卒業式ですが、3年生の人との思い出をたくさん作ってください。」と話しました。
最後にみんなが笑顔でハイ、ポーズ!!
あったかい、あったかい、送る会になりました。
「あったかいんだから~♪」