豊根村のALTとして子どもたちや地域のために貢献してこられたザック先生が、この7月末をもってアメリカに帰られることになりました。そこでザック先生が富山小中学校にみえる最後の日(7月17日)にお別れ会を行いました。
実行委員長のKさんの司会で開会式を始めました。
開会式で原田校長先生が、「ALTとは『アシスタント・ランゲッジ・ティーチャー』の略です。主に中学生を中心に英語を教えてくださいました。小学生とは英語で遊んでくださったという感じです。私たちが中学生のころは英語の先生しかいませんでしたが、今はザック先生のような人が(間近で普通に)生の英語を話してくださるので、みなさんは幸せですね。ザック先生はみなさんの目線で英語のレベルを考えて接してくださいました。今月いっぱいでアメリカへ帰り、自分の道に進まれるそうです。今日は感謝の気持ちをこめて、楽しい会にしましょう。」
次はドッジボールです。
運動が大好きなザック先生は、常に中心となって活躍します。小さい子には手加減をして投げたり、近くの子にボールを譲ってあげたりと、優しい面をいっぱい見ました。
そしてランチルームに入り、ザック先生との最後の会食を楽しみました。献立はザック先生のリクエストした「キムチチャーハン」、「揚げ餃子」、「ミニクレープ」などでした。
会食後、中3のSさんが、「ザック先生が帰ると決まって残念でした。今までありありがとうございました。また遊びに来てください。」とお礼の言葉を言い、Tさんがみんなの思いを綴った色紙をプレゼントしました。
最後にザック先生が、「だいたい3年ぐらい英語、教えられました。楽しかった。ありがとう。最初は車で1時間かかり、冬危ない。でもみんなフレンドリーだから来るのが楽しみになった。今はみんな家族のようで優しい。帰りたくない。3年間、ありがとうございました。」と流暢な日本語で話しました。ザック先生の目にきらりと光るものが見られました。
ザック先生、3年間本当にありがとうございました。