10月4日(金),ふるさと出会いの創造推進事業(へき地芸術教室)がつぐグリーンプラザにて行われました。今年度は,演劇企画「ポカラの会」の公演でした。
演目は「六千人の命のビザ」。第二次世界大戦直前にユダヤ人にビザを発行した杉原千畝の物語を,妻幸子の語りと,ユダヤ人強制収容所で亡くなったギデオン・クラインの「ピアノソナタ」とを重ね合わせて構成されていました。
生徒は,ピアノ演奏の迫力に圧倒されました。また,杉原千畝のビザを発行するかしないか苦悩する姿やビザの発行を願うユダヤ人の様子を語った幸子役の姿から,戦争について今一度見つめ直すきっかけになりました。