12月4日から10日までの人権週間を前に、目の見えにくさ、耳の聞こえにくさ、足や手の動かしにくさなどの疑似体験をし、障害のある人の気持ちや行動の状況を知りました。困っている人に出会ったら、自分はどういう行動をとるかについてグループワークをしました。
疑似体験を終え、体験前は困っている人に声をかけにくいと感じていた生徒も、まずは自分ができることで助けられれば、と考えるようになりました。一方で、「(疑似体験中の友達が)困っているかどうかわからなくて声がかけられなかった」という意見もありました。この意見は大切な気づきです。困っているかどうかは、本人にしかわかりません。一方的な手助けではなく、相手を理解したうえでのサポートが必要だと思います。
この体験を生かし、みんなが生活しやすい学校・社会であるために、障害のある方々だけでなく、困っている人に出会ったときに自分から手を差し伸べられるような2年生になってほしいです。