8月23日の午後から、「山」の活動を行いました。設楽町森林組合の方々にご協力いただき、設楽町の山林の様子や林業のことなどを教えていただきました。
はじめに設楽町森林組合の組合長さんから、森林組合の取り組みや山の大切さを教えていただきました。設楽町の森林組合は全国で2番目にできたそうです。歴史とプライドをもって活動していることがわかりました。

次に間伐整備された山を見に行きました。間伐された山は日光が地面にまでよく届き、下草が生え、やわらかい土になるそうです。降った雨は土に吸収され、浄化されて川に流れます。一方整備されていない山は土が固く、雨が吸収されずそのまま流れ出ます。それが土石流などの災害を引き起こすこともありますし、雨は浄化されず有害物質を含んだまま川や海に流れ出してしまうそうです。『山が死ねば海が死ぬ』といわれるように、山と海は深くかかわっていることがわかりました。
最後にチェーンソーを使って木を切る体験をさせていただきました。チェーンソーのエンジンをかけるのに苦労している生徒もいましたが、上手に木を切ることができました。


この活動を通して、日頃何気なく目にしている山や木の見方が変わりました。設楽町が活性化するためにも、林業は大切な産業であると感じました。
8月

平成 28年度
