古来征戦幾人回(戦争と人権を考えよう)

12月10日(水)、人権集会を行いました。

講師にニューギニアに陸軍中尉として出征された伊藤重一先生をお招きし、先生の戦争体験をお聞きしました。

伊藤重一先生は、校長先生が新任の時の校長先生でした。従って、94歳という高齢です。そこで、今回は校長先生が司会を務めてくれました。

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重一先生は昭和18年、東部ニューギニアのウエワクで戦争を体験されました。

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ニューギニア戦線は、約6%の生還率だったそうです。先生の所属していた軍16万人のうち日本へ生還したのは約1万人。15万人の方が戦死されたそうです。

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先生の体験を聞いて生徒たちが心に残った言葉を紹介します。

・戦争は人権を無視した行為である。「戦争=人権」には決してならない。「平和=人権」である。

・戦争を無くすには「ヒューマン」「ロマン」「がまん」が大切。

・仏・神・天帝・森羅万象、どれをとっても身近にない大きな何かによって生かされた。

・戦争から生還した人は死んだ人のことを伝えていく役目がある。

先生の話を聞き、生徒たちは戦争とは何か、人権とは何か真剣に考えることができました。

お礼に生徒たちから「平和の鐘」の合唱をプレゼントしました。

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伊藤重一先生、貴重なお話、ありがとうございました。

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