午後には合唱コンクールがありました。今年もたくさんの方に生徒たちの歌声を聴いていただくことができました。全校合唱『ふるさと』はアカペラで、合唱コンクールの課題曲と自由曲はクラスで表現を工夫して仕上げました。どのクラスも約2ヶ月間、音楽の授業だけでなく、朝・帰りの短学活や放課などの空いた時間を見つけてクラスの歌声を創り上げてきました。
緊張で硬くなっていた子もいましたが、何より練習以上の歌声と気持ちを届けられた合唱コンクールになりました。特に1年生男子は少なく、また変声期中でも熱心に練習に取り組み、女声パートと支え合いながら今持っている力を十分に出すことができました。2年生はさすが2年目と言える歌声で、きれいな女声パートと厚みのある男声パートのハーモニーを創ることができました。3年生は去年よりもさらにパワフルな歌声を届けてくれました。クラスで話し合い、少しレベルの高い自由曲を選びました。学校だけでなく家に帰っても練習したようです。今まで積み重ねてきた力を悔いなく発揮できた合唱だったと思います。
合唱コンクール後、3年生の生徒が涙しながら1年生の歌声を聴いていたという話を耳にしました。歌う姿・歌声・歌詞の相乗効果で成し得たことです。目には見えない歌の力を実感しました。
ご家族、地域の皆様、温かい拍手を送っていただきありがとうございました。
11月