2012年6月アーカイブ
今年も地域の方から茶畑を提供していただき、みどりの少年団の活動として、5月31日に全校児童でお茶摘みを行うことができました。茶葉がやわらかく、とても摘みやすかったため、子どもたちが 進んで摘んだ結果、なんと85キロもの茶葉を摘むことができました。みんな大豊作に喜びながらも、みんなでがんばって摘んだことに満足していました。また、この日も多くの保護者の方も協力してくださいました。
摘んだ茶葉は地元の茶工場で加工していただきました。できあがったお茶は子どもたちに配布したり、お世話になった方々に贈ります。
〈子どもたちはお茶の新芽を、 〈この袋1つに約12kgの茶葉が
丁寧に摘むことができました。〉 入っています。〉
6月14日(木)に行われる郡小学校体育指導会に向け、5月23日(水)に富山小学校 の5・6年生と一緒に卓球の練習を行いました。指導者として豊根中学校の大久保日出世先生をお招きし、スマッシュやバックハンドの練習方法、カットサーブに対応できるレシーブの練習方法等を中心に教えていただきました。一人一人が技術の上達をめざし、真剣な眼差しで練習に取り組むことができました。
この日の5時間目に、5年生は臨海学習、6年生は修学旅行について、豊根と富山の子どもたちが協力しながら準備を進めました。学校の枠を超えて話し合う子どもたちは、今後の交流に向けて期待をさらに大きくすることができたようです。
よりよい教育活動をめざして・・・「学校訪問」
豊根村の小中学校は、各学校がそれぞれ教育活動の内容について教育事務所 や教育委員会からご指導いただく「学校訪問」を年に2回実施しています。豊根小学校の第1回学校訪問は、5月28日に実施されました。
今回は、愛知県教育委員会義務教育課の先生をはじめとする18名の方々にお越しいただき、全8学級の授業のようすを実際に見ていただきました。子どもたちがお互いに率直に意見を交換し、深く考えている姿を評価していただくとともに、豊根小学校の研究を今後さらに工夫を加え、深めてほしいとの要望もいただきました。
また、授業を見ていただいた後、全校合唱と金管バンドの発表も見ていただきました。全校の子どもたちが気持ちを一つにし、真面目に取り組む様子や、合唱や演奏の内容についても褒めていただきました。
今回の学校訪問での成果と課題を、今後の教育活動に生かしていきたいと思います。
みんなで楽しく学びます! ~委員会活動の充実~
子どもたち自身が学校生活をよりよくしていくために、委員会活動に積極的に取り組んでいます。5月は、栽培美化委員会の「自然と遊ぶ会」と保健給食委員会の「歯の勉強会」が実施されました。
「自然と遊ぶ会」は、普段何気なく見過ごしている身の回りの植物をじっくり見つめる機会となりました。また「歯の勉強会」では、虫歯の原因やでき方、どのように防げばよいのかといった内容を、クイズ形式で楽しく学ぶことができました。今後は、図書委員会や体育委員会もこのような会を実施していく予定です。
天空の花回廊 芝桜の丘へ
5月29日(火)に遠足が行われ、茶臼山高原へ出かけました。「芝桜まつり」でに ぎわう茶臼山高原には、多くの観光客が訪れていました。
午前中の目的地は、萩太郎山にある「天空の花回廊 芝桜の丘」。生活班で声を掛け合いながら坂道を上り、目的地を目指しました。頂上付近に到着すると、七分咲きの芝桜をバックに、記念写真を撮影しました。歩道を歩く他のお客さんに、元気よくあいさつする子どもや、自然に道を譲る子どもたちの姿が見られました。周りの状況を自分なりに判断し、行動できた子どもたちに感心しました。
芝桜の丘付近でお弁当を食べた後、みどりの少年団の活動として茶臼山ハイキングコースをめざしました。この時期のハイキングコースでは、数多くの春の草花が見られます。そこで今回、各班に出された指令は、「生活班ごとに珍しい植物を探して写真を撮ってくる」こと。実は、この写真を持ち寄り、地図の中に名前とともにこの写真をいれることで、「茶臼山の植物マップ」を作ることが最終的な目標でした。
どの班も山道を歩きながら、10種類以上の草花を見つけ、写真に収めることができていました。高学年の子どもたちだけでなく、1・2年生の子どもたちも、「発見」に貢献できていたようです。普段から自然に親しんでいる豊根の子ならではの姿だと感心しました。「茶臼山の植物マップ」の完成が今から楽しみです。
今回は、長い距離を歩くことで体力や気力を養うだけでなく、マナーやルールの大切さを学ぶとともに、ふるさと豊根の自然にふれ、その良さが体感できた遠足になりました。
〔 ユキザサ 〕 〔 ホソバシャクナゲ 〕