6月27日(月)、3・4年生の3人は、学区の設楽町清崎の小代地区で工房木と革aoyamaを営んでいらっしゃる青山和志さんに、図工の先生になっていただき、のこぎりの使い方を教えていただきました。
3人とも、のこぎりには初挑戦です。
3人は、初めてのことなので、わくわくどきどきしている様子でしたが、青山さんの説明をじっくりと落ち着いて聞いていました。お手本を示してくださる青山さんを、真剣に見つめていました。
青山さんは、のこぎりの持ち方や挽き方、力加減、支える手の置き場所、木を切るときの姿勢、立ち位置、目の置き方、安全な取り扱い方など、のこぎりを使うときのポイントを、3・4年生に分かるように、大変丁寧にお話してくださいました。
そして、はじめのうちは、のこぎりの使い方が正しく身につくように、手を添えて、一緒に切ってくださいました。子どもたちは、安心して取り組めました。
また、青山さんは、よく切れる刃ののこぎりを、わざわざ持ってきてくださって貸してくださったりと、本当に子どもたちのことを思ってご指導くださいました。大変ありがたかったです。
子どもたちは、端材の角材を切りました。最初は、四苦八苦していましたが、3人とも一生懸命のこぎりを引きました。
教えてくださる先生が、子どももよく知っている青山さんで、木工のプロ。その上、教え方がお上手で、子どものやる気をうまく引き出してくださったので、子どもたちも、意欲満々でがんばりました。
3人は、のこぎりで木を切ることに夢中になって、ギコギコ、ギコギコ、……、
そして、とうとう木は切れました。コロンというよい音がしました。
「やったあ!切れました!」と、3人ともにこにこ笑顔。
その後も、根気よく、ギコギコ、ギコギコ、……、……、……、コロン。
そして、また、ギコギコ、ギコギコ、……、……、コロン。
また、ギコギコ、ギコギコ、、……、コロン。
だんだん慣れてきて、少しずつスピードもアップ、上手に切れるようになりました。
3年生のAさんがうれしそうに言っていました。
「今日は、8個切ることができました。青山さんに、『いろいろな切り方を教えてくれて、ありがとうございました』とお礼を言いました。今度の図工のときにも、またのこぎりで切ります。自分で切れるようになったので、どんどん切っていきたいです。楽しみです。」
角材を切って生まれた積み木状の木を使って、3人は、工作を楽しみます。どんなものができるのかな。きっと発想豊かな素敵なものを作ることでしょう。
青山さんのおかげで、楽しい充実した図工の学習になりました。子どもたちに、技能と喜びと楽しみをプレゼントしてくださり、ありがとうございました。