12月19日の午後、奥三河総合センターでへき地芸術教室が開かれ、設楽町内の全小中学生が参加しました。
へき地芸術教室は、「へき地の学校に通う子どもたちに生の芸術に触れる機会を!」という願いのもと、県と町からのありがたい助成により毎年開催されているもので、本年度は「ふるさと出会いの創造」事業として行われました。
今回は、GONNA(ガナ)さんという和太鼓とマリンバの演奏グループの公演でした。リズミカルで迫力のあるすばらしい生演奏を聴かせていただきました。
和太鼓と中南米のマリンバ、この二つの民族楽器でつくり出す音楽は、どこか懐かしくて、しかも、とても心が明るくなる音楽で、惹き入れられました。和太鼓とマリンバでサンバやクラシックの名曲、アニメソングメドレーなど、子どもたちが親しみをもてる曲を演奏してくださいました。
進行の方をはじめ、グループの皆さん全員が、大変はつらつとしていて、軽快でパワフルでいらっしゃって、子どもたちの元気を上手に引き出してくださいました。子どもたちはみんな、手拍子をしたり、一緒に歌ったりしながら、笑顔で聴いていました。
「リサイクルⅡ」と題して、ダンボール箱や金属のたらい、ゴミ入れなどにする大型ポリ容器、ペットボトルなどを楽器にして、体全体使って打ち鳴らし、テンポのよいユニークな演奏もしてくださいました。その演奏と上手く合わせて、リサイクルや環境保護などの大切なお話もしてくださいました。
また、各校の代表児童生徒がステージに上がり、GONNAさんと一緒に太鼓を叩くというコーナーもありました。本校の5年Dさんと2年Mさんも、一生懸命、そして、とても楽しそうに太鼓のリズム打ちをしました。
会場の子どもたちも、二つのグループに分かれて異なるリズムの手拍子を打つリズムアンサンブルを体験したり、ステージに上がった友達を応援する手拍子を打ったりして、みんなで盛り上がりました。
和太鼓とマリンバは、同じ打楽器同士だからか、相性抜群!躍動感あふれる巧みな演奏で、さすがプロ!大変魅力的な元気の出る楽しい演奏会でした!
学校へ帰るバスの中で、「また聴きたいね。」「本当だね。楽しかったね。」などと、子どもも職員も言っていました。
すてきな演奏を聴かせてくださったGONNAの皆さん、企画運営をしてくださった設楽町教育委員会の担当の方、ご支援くださった関係機関の皆様、ありがとうございました。