12月6日、今日の朝の全校活動は、ふれあい会活動でした。地域の方が教室で絵本を読んでくださいました。
お二人とも、今日のふれあい読み聞かせ会のために地域の図書館から本を借りてきてくださいました。本当にありがたいことです。
1~5年生には、松井さんが『天人女房』という本を読んでくださいました。
登場人物の名前や職業などの細かなところが多少異なるものの、『天女の女房』や『羽衣伝説』などという名前で、日本各地に昔話や伝説として伝えられているお話です。
子どもたちは、絵本をじっと見つめて聞き入っていました。松井さんは、ゆったりとした語りで子どもたちを物語の世界へ誘って(いざなって)くださいました。
6年生には、今泉さんが『木のすきなケイトさん』という本を読んでくださいました。
この本は、幼い頃から木が大好きだったケイトという少女が、自分の住む町を緑豊かにしたいという夢を抱いて生涯木を植え続け、乾ききった砂漠の町サンディエゴを緑の美しい町にし、町の人々の心も潤したという話です。
ケイトは実在の人物です。アメリカのサンディエゴにある膨大な種類の木々や草花で有名なバルボア公園のもとをつくった園芸家です。
6年生も、絵本に見入り、今泉さんの優しい語りに集中して聞き入っていました。自分の好きなことを生きがいとして夢を実現したケイトの生き方に共感しながら聞いていることが、6人の真剣に聞く姿から伝わってきました。
次回のふれあい読み聞かせ会は、12月20日にあります。どんな本と出会えるか、どんなお話が伺えるか、子どもも職員も楽しみにしています。