10月18日、1~4年生11人は、遠足で秋の鳳来寺山を満喫しました。
新城市門谷から、表参道の1425段の石段を上って鳳来寺本堂と東照宮まで行きました。
石段は、急なところもありましたが、誰一人として弱音を吐くことなく、励まし合って進みました。
傘杉、滝、巨岩などの自然や、仁王門、松高院、医王院といった古い文化財に親しみながら、元気に上りきりました。
本堂周辺では、鳳来寺山クイズやネイチャーゲームを楽しんだり、お弁当やおやつを食べたりして、みんなで仲良く楽しく活動しました。
子どもたちは、参道や本堂前の展望台などで出会った方々に、どの子も明るくあいさつをしました。みなさんから、「あいさつがよくできるね。」「元気をくれてありがとう。」などとたくさん褒めていただけました。
そして、あいさつからお話が弾み、春日井市と小牧市から来られていた詩吟の会の方々と交流もさせていただきました。
伸びやかな豊かなお声の詩吟を聴かせていただき、お返しに合唱を聴いていただきました。
「大空賛歌」と「いのちの歌」をアカペラで歌いました。
その合唱は、1~4年生の11人でも、声量があり、ハーモニーも美しくて、すばらしい合唱で感激しました。
階段を上りきった達成感と聴いてくださる方々のためにという思いが、声と表情に出ていました。
詩吟の会の方々はじめ、周辺にいらっしゃったみなさん、全員の方が、大変喜んでくださいました。
「とてもきれいな歌声で感激しました。」「みんな、透き通った声で、心が洗われました。出会えてよかった!」などと、ありがたいお言葉をいただきました。
下山も、もちろん1425段の石段です。
子どもたちは、「足が痛いけれど、がんばらなきゃ!」「急で少し怖いけれど、一段ずつ斜めにゆっくり下りれば、大丈夫。」などと言いながら、安全に気をつけて上手に下りることができました。
そして、無事、全員、完歩!やったあ!
また、帰りには、お楽しみがありました。鳳来寺山自然科学博物館の見学です。展示物に興味と関心をもって、班ごとに見学を楽しみました。よく見て、しっかりとメモをとっていました。
博物館の方へのあいさつもしっかりとでき、見学のマナーもよかったので、ここでも褒めていただけました。水晶(スイショウ)と鳳来寺山の岩石の中で代表格である松脂岩(ショウシガン)を、一人一つずついただき、よい記念になりました。
今回の遠足でも、多くの方々にお世話になりました。
町のマイクロバスの運転手さん、鳳来寺と東照宮の管理人の方、博物館の方、詩吟の会の方々、出会った全ての方々のおかげで、本当に充実した楽しい遠足になりました。お礼申し上げます。
写真をアップします。
秋の遠足の楽しさをご一緒に味わっていただければ幸いです。
「子どもたちと一緒に上れて、感動することがいっぱいあって、本当に心に残る遠足になりました。今回の遠足は、ずっと忘れない思い出になります。」と、音楽主任もしている1・2年担任が、しみじみと語りました。
「けがをする子も出ず、みんな元気に無事に行って来られて、よかったです。自然や歴史の学習が楽しくできて、とてもよい遠足になりました。」と、指導の中心としてがんばった3・4年担任は、うれしそうに言いました。
子どもたちと一緒だったから、引率の職員もみんな、石段を上りきれました。
子どもたちと一緒だったから、心楽しく、さわやかな秋の一日を過ごせました。
1~4年生のみなさんに感謝です。あ・り・が・と・う!
今日の遠足は、100点満点の遠足、いえ、それ以上です。
1425+1425+みんなのがんばり=3000で、
3000満点の遠足でした!
元気な子どもたちも、きっと疲れたことと思います。
みんな、今夜は、ゆっくり眠ってね。もう、遠足の夢を見ているかな。