10月4日に地域の方とのふれあい会活動がありました。
今回の内容は、お話と読み聞かせでした。
1・2年生には、加藤さんが、「設楽の野鳥(したらのやちょう)」と題して、興味深い鳥のお話をしてくださいました。
加藤さんは、写真資料だけでなく、剥製にしたいろいろな種類の野鳥も持って来てくださり、子どもたちに見せてくださいました。
カワセミ、セキレイ、オオルリ、コルリ、キビタキ、スズメ、ホトトギス、センダイムシクイなど、加藤さんが次々に紹介してくださる鳥を、子どもたちは珍しがり、大喜びでお話を聞いていました。
「カワセミ」の紹介では、こんなふうに語りかけてくださいました。
「この鳥さんは、みんなの友達の鳥さんですよ。清嶺小学校のマスコット『セイミー』のもとになった鳥さんですよ。」
「カワセミだ!」
と、もちろん子どもたちは弾んだ声で言いました。
「聞きなし」についてもお話してくださり、子どもたちも、「しょうちゅう いっぱい ぐい!」(センダイクイムシ)や、「てっぺん はげたか」(ホトトギス)などと言って、楽しそうに野鳥の囀りをまねていました。
そして、最後には、加藤さんと、野鳥たちと一緒に、にっこり記念撮影!
加藤さんのお話で子どもたちの野鳥への興味関心が高まりました。
3・4・5年生には、夏目さんが、『水は答えを知っている~その結晶に込められたメッセージ~』という本をもとに、自然科学のお話と優しい語りかけの大切さのお話をしてくださいました。
不思議なことに、「きれいな結晶になってね。」と優しい声で呼びかけると、本当に美しい結晶ができ、「結晶を作れ。」と乱暴な声で言うと、結晶の形が崩れてしまうというのです。
夏目さんは、本に載っている結晶の写真を子どもたちに見せながら、優しい思いやりのある声かけが大切であることをお話してくださいました。
いつも子ども達のためになるお話をしてくださる夏目さんですが、今回も、自然科学の神秘から生き方につながる尊いお話をしていただき、ありがとうございました。
6年生には、惠子さんが、絵本を読んでくださいました。
始めに読んでくださったのは、『くまとやまねこ』というお話でした。かけがえのない友達、友情について考えさせられる心温まる本でした。
6年生6人は、じっくりと耳をすませて聞いていました。きっと心を揺さぶられたことでしょう。
もう一冊は、『ふまんがあります』というお話でした。子どもが抱く大人への不満、子どもの言い分をユーモラスに描いた作品です。
こちらの本は、時々笑いながら聞いていました。共感するところがたくさんあったようです。
ふれあい会員のみなさん、ご多用の中、本当にありがとうございます。