6月19日(月)に、現職研修の『授業を見合う会』を行い、全教員が3・4年生の算数の授業を見ました。
3・4年の算数は、それぞれの学年によって学習内容が異なるので、複式の形態で行っています。
担任には、2学年分の教材研究と指導計画立案の大変さもありますが、やりがいもあります。
複式の授業では、担任が一方の学年と一緒に授業をしている時間には、もう一方の学年は、自分たちで学習を進めていきます。
ですから、担任は周到な授業準備、直接・間接指導の内容吟味をしっかりとしなければなりません。そして、子どもたちに自分で考えて学ぶ力をつけることが大切になります。
今日も、担任は、授業を分かりやすくする教材教具を準備したり、多様な考え方を引き出す手だてを工夫したりして、一生懸命指導していました。
本校の3・4年の学級は、3年生3人、4年生1人です。
子どもたちも、4人全員が、課題や問題に対して真剣に向き合い、がんばっていました。
3年生の3人は、「みんなで答え合わせをしよう。」「次は、何をする?」などと相談しながら、授業を進めていました。
4年生は、落ち着いて授業に臨み、一つの問題からいろいろな解き方をじっくりと考え、発言していました。
子どもたちに、自分で学ぶという意識が少しずつ育ってきています。
6月26日の『学校訪問』のときに、3・4年の担任は、算数が専門の教育事務所の先生に授業を見ていただき、ご指導をいただきます。
若い担任とがんばり屋の4人の、これからの算数の授業が楽しみです。