祝 卒業
平成29年3月16日、平成28年度卒業式を挙行しました。
清嶺小学校として開校して、20回目の卒業式です。
今日のよき日、6年生4人が、清嶺小学校を巣立ちました。
在校生、保護者の方々、来賓の皆様、教職員、みんなが心から祝福しました。
卒業証書授与
校長が、立派に成長した6年生に卒業証書を授与しました。
万感の思いがこもった担任の呼名。きっぱりとした卒業生の返事。強い絆が伝わってきました。
4人の凛とした堂々とした振る舞いに、会場の誰もが感動しました。
特に、保護者の皆さんにおかれましては、喜びもひとしおのことであったと思います。
担任も、4人の晴れ姿を、目に焼きつけるように見つめていました。
校長式辞
校長は、式辞で、卒業生が真剣に創り上げた、総合的な学習の集大成としての学芸会の劇「続・清嶺村物語」を取り上げ、観る人に感動を与えたことを称えました。4人がブナの植樹や木工体験、米作りなどを通して学んだことは、大変尊いことであったと述べ、卒業生を褒めました。
校長を真っ直ぐに見つめ、背筋をぴんと伸ばして式辞を聞く4人は、満ち足りた表情をしていました。真摯な学びで見つけ、劇で訴えた、木のぬくもり、山や水の恵みのありがたさ、地域や友の大切さを、4人はずっと忘れないでしょう。そして、そうした共に学んで得たものは、4人のこれからを支えるものになることでしょう。
教育委員会告示、来賓の方からの祝辞、お世話になった先生からの祝電(お祝いのメッセージ)も、ありがたく拝聴しました。
がんばりを労っていただけた温かいお言葉、なつかしい思い出がこみ上げてくるお言葉、そして、これからへの励ましのお言葉。卒業生は、喜びと感謝の気持ちをもってお聞きしました。
記念品授与
きちんとお礼を言って、落ち着いて丁寧に受け取る姿に感心しました。謙虚で格好よかったです。
思い出のムービー上映
担任の手作りのムービーに、感激し、なつかしさがこみ上げてきて、4人は泣いていました。4人の6年間が凝縮されたすてきなムービーでした。
別れの言葉
在校生は、大好きだった卒業生に、一緒に過ごした日々を振り返りながら、感謝とお祝いの言葉を伝えました。本校では、卒業生一人一人の名前を言って、具体的なエピソードを取り上げて語りかけます。小規模校ならではの温かい別れの言葉です。
泣きながらも声を振り絞って思いを伝える在校生。優しい眼差しで聞く卒業生。子どもたちの純真さに心打たれました。
卒業生も、自分たちの思いを懸命に伝えました。地域の皆様への感謝、家族への愛情、在校生への思いやりと期待、母校清嶺小学校に対する誇り、中学校生活への前向きな気持ちなど、あふれんばかりの思いを語りました。
また、在校生の歌も、卒業生の歌も、心のこもった精一杯の歌で、胸が熱くなりました。清らかな歌声でした。
そして、大きな拍手の中、胸をはって退場。
在校生は、涙を流しながら、いっぱいいっぱい拍手をして、お祝いしました。
最高の卒業式でした。
清嶺小の校名のごとく、清々しい卒業生の姿に感動しました。
ご卒業おめでとうございます。
前途洋々たれ!とお祈りします。
これからもずっとずっと応援しています。