月曜日の朝礼後、全校でグループに分かれてコミュニケーションタイムの活動をしています。
先週と今週、そして、来週の、話し合いのテーマと学年別の目標は、写真のとおりです。
コミュニケーションタイムの活動は、平成27年度から始め、約2年ほどになります。コミュニケーションタイムの継続実施により、自分の思いを臆することなく話す子や、相手に的確な質問ができる子が増えてきました。
また、話すことを少し苦手としていた子も、じっくり考えて言葉を選んで話したり、緊張して小さな声になりながらも最後まで言い切るようになったりと、子どもたちのコミュニケーション能力は、着実に伸びてきています。
コミュニケーションタイムの活動を見ていて、強く思うことですが、聞き手の対応が重要だと思います。聞き手は、話し手が話し切るまで、じっくりと待つことが必要です。
本校の子どもたちには、どの子にも、語ることに対しての責任感と意欲があるので、待っていても大丈夫です。
ともすると、話し手が考えをまとめているときに、親切心と待ちきれなさから、すぐに助け舟を出す聞き手の友達や教員がいます。
もう学年末ですから、子どもたちには、これまでの活動で、伝え合う力がかなりついてきています。その子(話し手)の自分で解決する力を信じて待つことが大切です。
今日のコミュニケーションタイムでは、いつもにも増して、高学年が低学年を気遣い、考え中の子が話し出すのをゆったりと待つ様子が見受けられました。
その成果が出て、低学年の子も、話そうという意志を貫き、全員が、自分の考えや思いを自分の言葉で語っていました。
継続は力なりということと、子どもの可能性は無限大であるということ、そして、待つことの大切さを実感しました。