今日の朝礼の校長講話は、学校の池の金魚についての話でした。
まず、クイズから始まりました。クイズ形式だと、どの子も話に集中します。
校長:「学校の池には、大きい親の金魚が4匹います。では、小さい子どもの金魚は、何匹いるでしょうか?3択問題です。①20匹、②29匹、③31匹。さあ、みなさん、何匹でしょうか?」
子どもと職員の答えは、①が約半数、②と③がほぼ同数と、ばらばらに分かれました。
校長:「正解は、③31匹です。時々、数を数えていますが、31匹です。夏からずっと変わりません。寒くなって水が冷たくなっても、元気に泳いでいます。みなさんも、池に落ちないように気をつけて、金魚の数を数えてみてください。」
さて、校長は、子どもたちに、何を伝えたかったのでしょうか。
今週の金魚の話にも、子どもたちの成長への校長の願いがいっぱい詰まっています。
金魚の数を数えることで、どんなことが期待できるか考えてみました。
身近なところにいる生き物に愛着をもち、その生命を大切に思う心が育ちます。そして、その心は、他人への思いやりにも通じます。
また、見過ごしてしまいやすい金魚に関心をもつことは、自分の学校のことに関心をもって生活することにもつながっていきます。ひいては、愛校心にも通じます。
子どもたちは、校長講話を真剣に聞きます。そして、とてもよく覚えています。子どもたちは、校長講話を通して、知識や心を豊かにしていきます。
来週は、どんな話が聞けるのでしょうか。楽しみです。