2月9日(木)の5・6時間目に、全校で、あすなろ交流会をしました。
あすなろ交流会は、生活科と総合的な学習の時間に学習したことを、他学年に伝え、互いに学び合う会です。内容をただ伝えるだけでなく、その学習の面白さや興味深さ、価値、そして、その学習を通して高まった自分の考えや思いなども伝えることを目指しています。
本年度のあすなろ交流会では、特に、「伝える力、聞く力、質問力、コメント力を高める。」ということを、全学年共通のねらいとしました。教務主任と担任の事前指導で、子どもたち全員がねらいを自覚して、交流会に臨みました。
~各学年の発表テーマ~
1・2年:むかしの あそびと きゅうしょうがつ
3・4年:川の活動 水生生物調査と川を守る活動
5・6年:米作りと木工体験から地域を考える
どの学年の発表も、体験したことや調査したことを基にしていたので、子どもたちの説明にも意見にも、大変説得力がありました。経験は強いと改めて実感しました。
発表方法も、とても工夫されていました。絵やポスター、図表、写真、具体物の提示、タブレット端末の使用など、それぞれの学年に応じた方法で、大変分かりやすく発表していました。
また、子どもたちの聞く態度も、すばらしいものでした。どの子も集中して、考えながら聞いていました。そして、考えたことを、感想や意見、質問として積極的に表出し、全校の前で堂々と伝えました。
質問の内容も、視点のすばらしいものや、よく聞いていないと出せないようなものが多く、子どもたちの着眼の鋭さやじっくりと聞く力に感心をしました。
参加者全員が、発表者としても、聞き手としても、活躍し、充実した学び合いが実現できたあすなろ交流会でした。
子どもたちの輝く姿を、保護者のみなさんや地域の方々に、見ていただきたかったです。ご覧になられたら、みなさん、きっと喜ばれたことと思います。
写真をアップします。がんばった子どもたちとあすなろ交流会の様子をご覧ください。
~校長から子どもたちへの言葉の一部~
質問に対してすぐに答えていましたね。普段のコミュニケーションタイムのときよりも、みんな、とても早く答えられました。今までしっかりと勉強してきたからですね。自分たちで体験をしてきたからですね。発表の仕方が、上手になりました。質問するのも、上手になりました。今日、あすなろ交流会をしてよかったと思えましたか。(児童全員「はい」と返事)よい時間を一緒に過ごさせてもらいました。すばらしいあすなろ交流会でした。