「ふるさと 出会いの創造」推進事業 へき地芸術教室                                          歌と踊りで綴る本格ミュージカル「裸の王様」を鑑賞

10月24日(月)、つぐグリーンプラザのホールで、設楽町内の全小学校の児童を対象に「へき地芸術教室」が開催されました。

本年度の芸術教室は、県の補助事業「ふるさと 出会いの創造」推進事業として実施され、へき地の子どもたちが生の演劇や音楽に触れる機会を設定していただきました。

この教室は、これまで何回か事業名は変更してきましたが、毎年開催されてきました。40年近い歴史を誇るへき地の学校の伝統的な活動です。

6年生の4人にとっては、6回目のへき地芸術教室です。

imageimage

開催にあたっては、設楽町教育委員会の担当の方が、全て企画してくださいます。

本年度は、児童・生徒の発達段階を考慮して、小学生と中学生が別々のミュージカルを観るというように工夫してくださいました。

本校の児童20人は、町内の小学生と一緒に、芝居屋杜川リンタロウさんの出張公演ミュージカル「裸の王様」を楽しみました。

はじめに、「小さな秋見つけた」「もみじ」「赤とんぼ」などの秋の名曲を、クラリネットとピアノで演奏してくださいました。

秋らしい、今の時季にぴったりの曲だなあ、秋の歌ってしみじみとした感じがするなあ、何てきれいな音色なんだろうなどと思いながら、とても気持ちよく聴かせていただきました。

子どもたちも、知っている曲がほとんどだったので、たいへん親しみをもって聴けました。

imageimage

演奏の後は、いよいよミュージカルのはじまり!はじまり!

王様と詐欺師が登場し、歌と踊りとコミカルな語りで、「裸の王様」のお話の世界へと子どもたちを引き込んでくれました。

ミュージカルの紹介パンフレットには、こんなことが書いてあります。

「ばかには絶対に見えない服、それが私の作る服でございます。・・・さて、そこのあなた。本当に見えているものだけを語っている自信、ありますか??」

笑いあり、考えさせられることありの、とても素敵なミュージカルでした。

また、よく通る声の出し方や大きな動作、振り付け、観客へのアピールの仕方など、目下、学芸会の劇練習中の本校の子どもたちにとって、参考になることがたくさんありました。

imageimageimageimage

終わりの会では、児童代表として、本校児童会長のYくんが、芝居屋代表の杜川さんにお礼の品物をプレゼントしました。

「設楽町の特産物のおいしいトマトジュースです。どうぞお飲みください。」としっかりと言葉を添えてお渡ししました。

imageimage

そして、子どもたちは、出演者のみなさんと写真を撮らせていただき、握手もさせていただいて、ほんわか気分になって、学校に帰ってきました。

imageimageimageimageimageimage

子どもたちのためを考えて、芸術教室の開催にご尽力くださいました全ての関係者のみなさん、ありがとうございました。

2024年3月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31